パソコン版 メルマガのバックナンバーです(問題91〜)。

次の英語を日本語になおしてください。
答えや解説を読みたい場合は、問題をクリックしてください。

※)「英文を1文ずつ読もう!(パソコン版)のバックナンバーです。英文1文ずつ、これでもかというくらい、丁寧な解説をつけているので、「なぜ、このような翻訳になるのか」がわかるようになります。

問題 英文の難易度 英文
問題91 ★★★★☆ I think this company's stock is a safe investment.
問題92 ★★☆☆☆ I am interested in visiting your country.
問題93 ★★☆☆☆ He's good at playing the guitar.
問題94 ★★☆☆☆ He decided to go to America.
問題95 ★★★★☆ I want to check whether this answer is right or not.
問題96 ★☆☆☆☆ I have already finished the work.
問題97 ★★★★☆ We have different opinions as to how to solve the problem.
問題98 ★★☆☆☆ He was too tired to speak.
問題99 ★★★☆☆ It was embarrassing to speak in front of so many girls.
問題100 ★★★☆☆ The record I bought had a scratch.
問題101 ★★★☆☆ This book is too difficult for junior high school students.
問題102 ★★★☆☆ He's a man who knows no fear.
問題103 ★★☆☆☆ I'm going to look after my brother's house for one year.
問題104 ★☆☆☆☆ Here is a good dictionary.
問題105 ★★★★☆ The number of people who leave their umbrellas on trains increases.

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●●問題91●●●
I think this company's stock is a safe investment.


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■■英文法の解説■■
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【that】

「私は、彼が無実だと知っている」を英語になおしてください。

1.まずは主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。

主語は「私は」ですね。
これは、「誰が」知っているのかを考えるとわかります。

では、私は、「何を」知っているのでしょうか?
「無実だと」知っているのでしょうか?
「彼が無実だと」知っているのでしょうか?

もちろん、私は、「彼が無実だと」知っているのですね。
よって、目的語は、「彼が無実だと」です。

よって、残った「知っている」が動詞です。


よって、この文は以下のようになります。

「主語+目的語+動詞」
=「私は+彼が無実だと+知っている」


2.次に英語の語順になおして、それぞれを英語になおすのでした。

英語の語順になおすと「主語+動詞+目的語」です。
よって「私は+知っている+彼が無実だと」の語順になります。

それぞれを英語になおすと以下のようになります。

私は→I
知っている→know
彼が無実だと→??


では、「彼が無実だと」の部分をどうやって、
英語になおせばいいのでしょうか?

「彼は無実だ」を英語になおすと「He is innocent.」です。

私は→I
知っている→know
彼が無実だと→he is inncent.

よって、答えは、「I know he is innocent.」なのでしょうか?

間違えではありませんが、ここで少し覚えておいて欲しいことがあります。

それは「he is inncent」の前に、「that」を入れる必要があるということです。
※)thatは省略されることもあります。

なぜ、「that」を入れる必要があるのでしょうか?

もし、「that」をなくして「I know he is innocent.」という文にしてしまうと、
主語が「I」なのか、「he」なのか、動詞も「know」なのか、「is」なのか、
すぐには、わからないですよね。

そこで、「he is inncent.」の部分は、まとめて「目的語」なんだよ
というマークである「that」を入れてやるのです。

よって、答えは、「I know that he is innocent.」になります。


少し、説明が難しいですよね。
そこで、下を覚えてしまってください。
そうすると、楽に問題を解けます。

I know【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】ということを知っている。
I think【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】だと思う。

※)【】の部分が目的語となっています。

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
I think this company's stock is a safe investment.

「I think【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】だと思う」でした。

つまり、今の問題の場合、以下のようになります。

I think【this company's stock is a safe investment.】
=私は【this company's stock is a safe investment.】だと思う

では、【this company's stock is a safe investment.】を、
どのように訳すのでしょうか。

ここで注目して欲しいのが「is」です。
「is」がでてくると、必ず第二文型になりました。
つまり「主語=補語」の関係がありました。

今の問題の場合、「this company's stock=a safe investment」の
関係があります。

つまり「this company's stockは、a safe investmentです」と訳します。

後は、英単語を知っているかどうかですが、社会人やTOEICの学習をしている人
にはなじみのある英単語ですが、それ以外の人にはなじみがない英単語ではない
でしょうか。

しかし、「company=会社」「stock=株」「safe=安全な」「investment=投資」
は覚えておいてください。

よって、【】は「この会社の株は安全な投資です」と訳せます。

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■■訳■■
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私はこの会社の株なら安全な投資だと思う。

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●●問題92●●
I am interested in visiting your country.


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■■英文法の解説■■
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【be interested in〜】
「be interested in〜=〜に興味がある」

例えば「走ることに興味がある」を英語になおしてください。

「be intereted in run」になるのでしょうか?

これは間違えていますよね。
前置詞の後ろは必ず動詞のing形になるのでした。
しかも、今「〜すること」になっています。

つまり、「running」と動詞のing形にしなければなりません。

よって、「be intereted in running」になります。


ちなみに「動詞のing形」は下の3つの可能性があります。

1.「be動詞+動詞のing形」という形で、「〜しているところだ(現在進行形)」

2.「名詞+<動詞のing形〜>」または「<動詞のing形>+名詞」というように
名詞と一緒に使われると、分詞(→どのような名詞なのかを説明する言葉)になる。

3.「動詞のing形」で「〜すること(動名詞)」

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
I am interested in visiting your country.

「be interested in〜=〜に興味がある」でした。

今の問題の場合は、どうでしょうか?

I am interested in【visiting your country】.

よって、「私は【visiting your country】に興味がある」と訳せばいいのです。

では、【visiting your country】をどのように訳せばいいのでしょうか。


「動詞のing形」は下の3つの可能性がありました。

1.「be動詞+動詞のing形」という形で、「〜しているところだ(現在進行形)」

2.「名詞+<動詞のing形〜>」または「<動詞のing形>+名詞」というように
名詞と一緒に使われると、分詞(→どのような名詞なのかを説明する言葉)になる。

3.「動詞のing形」で「〜すること(動名詞)」


この問題の場合は、1、2の形になっていないので、
3で訳せばいいといわかります。

よって、「あなたの国を訪問すること」と訳せます。

あとは大丈夫ですよね。

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■■訳■■
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私はあなたの国を訪問することに興味があります。

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●●問題93●●
He's good at playing the guitar.


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■■英文法の解説■■
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【be good at〜】
「be good at〜=〜が得意である」

例えば「走ることが得意である」を英語になおしてください。

「be good at run」になるのでしょうか?

これは間違えていますよね。
今「〜すること」になっています。
つまり、前置詞の後ろは必ず動詞のing形になるのでした。

つまり、「running」と動詞のing形にしなければなりません。

よって、「be intereted in running」になります。


ちなみに「動詞のing形」は下の3つの可能性があります。

1.「be動詞+動詞のing形」という形で、「〜しているところだ(現在進行形)」

2.「名詞+<動詞のing形〜>」または「<動詞のing形>+名詞」というように
名詞と一緒に使われると、分詞(→どのような名詞なのかを説明する言葉)になる。

3.「動詞のing形」で「〜すること(動名詞)」

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
He's good at playing the guitar.

「be good at〜=〜が得意である」でした。

今の問題の場合は、どうでしょうか?

He's good at【playing the guitar】.

よって、「彼は【playing the guitar】が得意である」と訳せばいいのです。

では、【playing the guitar】をどのように訳せばいいのでしょうか。


「動詞のing形」は下の3つの可能性がありました。

1.「be動詞+動詞のing形」という形で、「〜しているところだ(現在進行形)」

2.「名詞+<動詞のing形〜>」または「<動詞のing形>+名詞」というように
名詞と一緒に使われると、分詞(→どのような名詞なのかを説明する言葉)になる。

3.「動詞のing形」で「〜すること(動名詞)」


この問題の場合は、1、2の形になっていないので、
3で訳せばいいといわかります。

よって、「ギターを弾くこと」と訳せます。

つまり、「彼は【ギターを弾くこと】が得意である」と訳せます。

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■■訳■■
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彼はギターを弾くことが得意である。

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●●問題94●●
He decided to go to America.


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■■英文法の解説■■
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【不定詞の名詞的用法(基本)】

人や物などの名前を「名詞」というのでした。

しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。

何でしたっけ?

そうですね。
「動詞」に「こと」をつけたものですね。
例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、「動詞」に
「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。

さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。

「走る」は「run」です。
「こと」にあたる英単語は「to」でした。

よって、「走ること」は「run to」になる!と思いましたか?

違いましたよね。
「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。

よって、走ることは「to run」になります。

<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」


【過去形】

日本語の場合、「私はテニスをする」という文を、「過去」の話に変える場合、
どうすればいいのですか?

動詞である「する」を「した」に変えればいいのですよね。

英語の場合も同じです。
「現在」の話を「過去」に変える場合「動詞の形」を変えてやればいいのです。

では、どのように変えればいいのでしょうか?

英語の場合は、基本的には、動詞の後に「ed」をつければいいのです。

例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)」を過去の話にしてみます。

この文の動詞は「play(する)」です。
よって、動詞の形を変えて「played(した)」に変えれば過去の話になります。

よって、「I played tennis.(私はテニスをした)」になります。


しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。

もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、
下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
He decided to go to America.

この問題では、解説のために、toの前後で2つに分けます。

He decided/to go to America.

1.He decided
「He decided」は「彼は決定した」と訳せます。
「decide:〜を決定する」という英単語を知らなかった方は覚えてください。

2.to go to America
「go to〜=〜に行く」と訳しました。
つまり、「go to America=アメリカに行く」となります。

今の問題の場合、「to go to America」のように、
「go to America」の前に「to」がついています。

これはどのように訳せばいいのでしょうか。
「to〜」は以下のように訳せました。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」

1の場合:アメリカに行くこと
2の場合:アメリカに行くための
3の場合:アメリカに行くために

4の場合:「to+名詞」の形になるので今の場合は違います。

では1〜3のどの訳になるのでしょうか。

これは文脈で判断します。

1の場合
He decided/to go to America.
「彼は決めた」「アメリカに行くことを」

2の場合
He decided/to go to America.
「彼は決めた」「アメリカに行くための」

3の場合
He decided/to go to America.
「彼は決めた」「アメリカに行くために」

では、どの訳が正しいのでしょうか。
まずは2は駄目だとわかりますよね。

では、3はどうでしょうか。
一見、正しく見えますが、アメリカに行くために「何を」決めたの?
と思いませんでしたか?

つまり、3の文は「〜を」の目的語がないので、駄目です。

よって、1の「〜すること」の訳し方が正しいのです。

よって、「彼はアメリカに行くことを決めた」と訳せます。

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■■訳■■
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彼はアメリカに行くと決めた。

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●●問題95●●
I want to check whether this answer is right or not.


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■■英文法の解説■■
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【不定詞の名詞的用法(基本)】

人や物などの名前を「名詞」というのでした。

しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。

何でしたっけ?

そうですね。
「動詞」に「こと」をつけたものですね。
例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、「動詞」に
「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。

さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。

「走る」は「run」です。
「こと」にあたる英単語は「to」でした。

よって、「走ること」は「run to」になる!と思いましたか?

違いましたよね。
「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。

よって、走ることは「to run」になります。

<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」


【want to】

「to〜」で「〜すること」と訳しました。

よって、「want to〜」は直訳すると「〜することを欲する」という
意味になりますが、「〜することを欲する」は結局、「〜したい」という意味
ですよね。

「want to〜=〜したい」を覚えておいてください。


【whether】
whether=〜かどうか

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
I want to check whether this answer is right or not.

「whether this answer is right or not」の部分が難しいと思うので、
まずは、ここを省略します。

I want to check(省略).

これは訳せますよね。
「want to〜=〜したい」でした。

つまり、「私はチェックしたい→私は確かめたい」と訳すことができます。

でも、何を確かめたいのでしょうか?

それが「whether this answer is right or not」なのです。

つまり、「check」は、「check〜」で「〜を確かめる」というように、
「〜」を必要とします(〜:目的語)


つまり、今の問題の場合では以下のようになっているのです。

I want to check【whether this answer is right or not】.
→私は【whether this answer is right or not】を確かめたい。

では、【whether this answer is right or not】を
どのように訳せばいいのでしょうか。

「this answer is right」は「この答えが正しい」と訳せます。
「or not」は本当は「or this answer is not right」で
「または、この答えが正しくないのか」と訳せます。

つまり、「this answer is right or not」で「この答えが正しいかどうか」と
訳すことができます。

「whether=〜かどうか」です。

よって、「私はこの答えが正しいかどうか確かめたい」となります。

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■■訳■■
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私はこの答えが正しいかどうか確かめたい。

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●●問題96●●
I have already finished the work.


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■■英文法の解説■■
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【現在完了形】

「have + 過去分詞」の形を「現在完了形」というのでした。

現在完了形は、以下のいずれかで訳すのでした。
1.完了(〜してしまった)
2.継続(ずっと〜している)
3.経験(〜したことがある)

では、「have + 過去分詞」を文で見つけた時、
上記の1〜3のどれで訳せばいいのでしょうか?

1の訳になる時は、「just(ちょうど)」や
「already(すでに)」が文で使われることが多いです。

2の訳になる時は、「since〜(〜から)」や
「for+期間(〜の間)」が文で使われることが多いです。

3の訳になる時は、「often(しばしば)」や
回数を表す語句が文で使われることが多いです。


この現在完了形で一番難しいのが、
「過去形と現在完了形(完了)」の区別です。

※)過去形と現在完了形(完了)の区別
例えば、「(A)時計をなくしてしまった」と
「(B)10分前に時計をなくした」という2つの文に注目してください。

(A)の文の時制は「現在完了(完了)」で、
(B)の文の時制は「過去」になります。

ではなぜ、(A)が現在完了(完了)で、(B)が過去なのでしょうか?

(A)の文を見てください。
(A)の文では「時計をなくしてしまった(その結果、現在、時計を持っていない)」、
つまり「過去に時計をなくして、その結果現在も時計がない」
という意味を表しています。

なので、現在完了(完了)を使います。


(B)の文では、「10分前に時計をなくした」のですが、
「現在は時計が見つかったかもしれないし、まだ時計がないのか、
どちらなのかわからない」のです。

つまり(B)の文では「単に時計をなくした」
という過去の事実を示しているだけなのです。

なので、過去形を使うのです。

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
I have just finished the work.

「have + 過去分詞」の形を「現在完了形」というのでした。

現在完了形は、以下のいずれかで訳すのでした。
1.完了(〜してしまった)
2.継続(ずっと〜している)
3.経験(〜したことがある)

また、この文には「already(すでに)」があります。

つまり、現在完了形(完了)で訳せばいいのです。

「私はすでに仕事を終えてしまった」となります。

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■■訳■■
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私はすでに仕事を終えてしまった。

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●●問題97●●
We have different opinions as to how to solve the problem.


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■■英文法の解説■■
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【不定詞、決まり文句】

覚えておくべき決まり文句をあげておきます。
しっかり覚えておいてください。

how to〜   〜の仕方
to be sure    確かに
to begin with    まず第一に
to tell the truth    実を言えば
so to speak    いわば
as it were    いわば
strange to say    奇妙な話だが
to do〜justice    〜を公平に判断して
to make matters worse    更に悪いことには
not to speak of    〜は言うまでもなく
to be frank with you    率直にいって


【as to〜】
as to〜=〜について

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
We have different opinions as to how to solve the problem.

もしもこの文が「We have different opinions」だけだったら訳せるでしょうか。

直訳すると「私達は異なった意見を持っている」となりますよね。
※)「different=異なった」
cf:「difficult=難しい」
※)英単語を知らなければしっかりと覚えておいてください。

つまり、「私達は意見が異なる」ということです。

では「as to how to solve the problem」はどのように訳せばいいのでしょか。

「solve the problem」で「問題を解く」なので、「as to how to」がわからな
くても、「私達は問題を解くことで意見が異なっている」のだなと想像できると
思います。


しかし、「as to」「how to」は非常に大切です。
知らなかった人はしっかりと覚えておいてください。

<暗記事項>
1.how to〜=〜の仕方
2.as to〜=〜について

We have different opinions→私達は意見が異なる
as to→〜について
how to solve the problem→問題の解き方

あとは、つなげば訳になります。

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■■訳■■
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私達は問題の解き方について意見が異なる。

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●●問題98●●
He was too tired to speak.


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■■英文法の解説■■
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【too…to〜】

例えば、「He is too young to go there.」
という文を日本語訳にしてみてください。
※)ただし、「too」は「あまりにも」という意味です。

この文では「to〜」は「〜する為に」と訳せますよね。
(これ以外では変な訳になってしまいます。)
なので「彼は、そこに行くためには、あまりにも若い。」となります。

言いたいことはわかるのですが、少し意味がとりにくいですね。

そこで、「too A to 〜」の形がでてきたら、
公式のように「あまりにAで〜できない」と訳すのだと覚えておきましょう。

「He is too young to go there.」
=「彼は、そこに行くためには、あまりにも若い。」
=「彼はあまりにも若くてそこにいけない。」

ちなみに「to〜」は以下のように訳せました。
1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」「〜して」
4.単なる前置詞

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
He was too tired to speak.

「too A to 〜=あまりにAで〜できない」でした。

He was【too】tired【to】speak.

よって、「彼はあまりに疲れていたので、話すことができなかった」と
なります。

今回は知っていれば簡単でしたね。
知らなかった人は、「too A to 〜=あまりにAで〜できない」を
しっかり覚えておいてくださいね。

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■■訳■■
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彼はあまりに疲れていたので、話すことができなかった。

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●●問題99●●
It was embarrassing to speak in front of so many girls.


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■■英文法の解説■■
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【不定詞の名詞的用法(応用)】

人や物などの名前を「名詞」というのでした。

しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。

何でしたっけ?

そうですね。
「動詞」に「こと」をつけたものですね。
例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、
「動詞」に「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。

さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。

「走る」は「run」です。
「こと」にあたる英単語は「to」でした。

よって、「走ること」は「run to」になる!と思いましたか?

違いましたよね。
「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。

よって、走ることは「to run」になります。


さて、話は変わります。
英語では、長いものや、ややこしいものはすべて後に持っていって、
結論から先に言う言葉なのでした。

日本語と英語の文を比べてみると明らかにわかります。

(日本語のイメージ)「私のおじさんは、私が空港で見た女性と結婚した。」

(英語のイメージ)「私のおじさんは結婚した、女性と、
そして、その女性を私は見た、空港で。」

この文を見ると英語の文では、長いものや、ややこしいものはすべて後に
持っていって、先に結論から述べていることがわかりますよね。


例えば、「To teach English is difficult.」という文に注目してください。
この文の主語は、「To teach English」、
動詞は、「is」、
補語は、「difficult」です。

訳すと、「英語を教えることは難しい」になります。


この文では明らかに、「主語」の部分が長いですよね。

この文のように主語にある「to〜」が長い場合、
英語では、その「to〜」を後に持っていくのです。

「■ is difficult」「to teach English」

そして元々「to teach English」のあった部分(■の部分)に、
「It」を持ってくるのです。

つまり、「To teach English is difficult.」
=「It is difficult to teach English」になります。


<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」


【in front of】
in front of〜=〜の前

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
It was embarrassing to speak in front of so many girls.

この文は「It・・・to〜」の形になっています。

「It・・・to〜」は非常によく出てきますので、
「It・・・to〜=〜することは・・・」と公式のように覚えておいてください。

ここでは、「It・・・to〜=〜することは・・・」と公式のように覚えているという
ことを前提に解説します。
※)なぜ、このような公式がでてくるのかについては「英文法の解説」で書いています。


下の2文を見比べてください。

【It】・・・【to】〜=It・・・to〜=〜することは・・・
【It】was embarrassing【to】speak in front of so many girls.

よって、問題文は、「【speak in front of so many girls】することは
embarrassingでした」と訳せます。

では【speak in front of so many girls】をどのように訳せばいいのでしょうか?

「in front of〜=〜の前」と訳します。
よって、【speak in front of so many girls】は「大変多くの少女の前で話す」
と訳せます。

つまり問題文は、「大勢の女の子の前で話すことはembarrassingでした」
と訳せるのです。

では、「embarrassing」はどのように訳せばいいのでしょうか。

今回の問題ではembarrassingを知らなくても、「恥ずかしい」「苦手」等だと
想像できませんでしたか?

つまり、この問題文は、「大勢の女の子の前で話すことは恥ずかしかった」
または、「大勢の女の子の前で話すことは苦手でした」などと訳せると
想像できれば、OKです。

※)embarrassing=恥ずかしい

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■■訳■■
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大勢の女の子の前で話すのは恥ずかしかった。

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●●問題100●●
The record I bought had a scratch.


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■■英文法の解説■■
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【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。
例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?
「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」


では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞句or節は名詞の前にもってくるのでした。
(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるのでした。

よって、「本<私が昨日買った>」のように
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。

よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。

「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。
つまり「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。

結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、
どれが動詞なのかわかりにくくなります。

つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。

なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよという
マークをつけてやるのです。
そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。
よって、The book<which I bought yesterday>となります。


ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は一定の条件の時、省略することもできます。

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
The record I bought had a scratch.

少しややこしい文ですよね。
ややこしい文の場合、以下の手順で訳せば、うまく訳せました。

1.まずは動詞を見つけます。

この文の動詞はどれでしょうか?
考えられるのは「bought」「had」の2つです。

では、どちらが動詞なのでしょうか?

もし、boughtが動詞だとすると、boughtの左側にある
The record Iが主語になります。
(英語では基本的には「主語+動詞〜」の語順になっているので)

The record I【←bought→】had a scratch.

しかし、「The record I」」は訳すことができません。

よって、hadが動詞になります。


2.動詞より「←(左)」にあるのが主語で、「→(右)」にあるのが
補語や目的語になります。

The record I bought【←had→】a scratch.

よって、「The record I bought」が主語で「a scratch」が目的語になります。

よって、「The record I boughtは、a scratchを持っていた」と訳せます。

では、「The record I bought」はどのように訳せばいいのでしょうか?

結論から言うと「The record<I bought>」となっています。
つまり、<I bought>がどのような「the record」なのかを説明しているのです。

つまり、「私が買ったレコード」と訳せるのです。

関係代名詞が省略されているので、難しく感じたかもしれませんが、
慣れてくれば、わかるようになります。


The record I bought【←had→】a scratch.

よって、「私が買ったレコードはa scratchを持っていた」となります。

「scratch」は、「ひっかき傷」と訳せます。

よって、直訳すると、「私が買ったレコードは傷を持っていた」となります。

つまり「私が買ったレコードに傷が付いていた」となります。

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■■訳■■
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私が買ったレコードに傷が付いていた。

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●●問題101●●
This book is too difficult for junior high school students.


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■■英文法の解説■■
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【英文を訳すコツ】

基本的な英文の訳し方を解説します。
何度も解説していますので、もうわかっている人は飛ばしてください。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。

→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。

→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。

なので、まずは動詞を見つけてください。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。

第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語

つまり、どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になって
いるのです。

つまり、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。

4.基本通り訳します。

第一文型→主語+動詞=主語は〜する
第二文型→主語+動詞+補語=主語は補語です
第三文型→主語+動詞+目的語=主語は目的語を〜する
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語=主語は目的語を目的語に〜する
第五文型→主語+動詞+目的語+補語=主語は目的語=補語に〜する

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
This book is too difficult for junior high school students.

今回の英文は一見、難しく見えますが、英文を訳すコツに従って訳すと、
簡単に訳すことができます。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。

tooは「あまりにも」という意味の副詞です。
また、for junior high school studentsは「前置詞+名詞」の前置詞句です。
そこで、( )でくくります。

This book is(too)difficult(for junior high school students).

( )を無視すると「This book is(無視)difficult(無視).」になります。

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。

This book is(無視)difficult(無視).

この文の動詞は「is」しかありません。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

This book【←is:動詞→】(無視)difficult(無視).

よって、主語は「This book」、補語は「difficult」になります。

つまり、「This bookはdifficultです」と訳せます。

よって、「この本は難しいです」と訳せるのです。

あとは、この文に、勝手に省略した「too」と
「for junior high school students」を加えてやればいいのです。

too=「あまりにも」

「for〜=〜にとって」なので、
for junior high school studentsは、「中学生にとって」となります。

よって、答えは「この本は中学生にとって、あまりに難しい」となります。

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■■訳■■
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この本は中学生には難しすぎる。

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●●問題102●●
He's a man who knows no fear.


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■■英文法の解説■■
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【noの訳し方】

「no=無い」と訳します。

例えば「I have no car.」を日本語訳にしてみましょう。

「I have no car.」
   ↓
「私は無い車を持っている」

ちょっと意味が不明ですよね。

そこで、「no」を見たら以下のように訳しましょう。

1.「no」はとりあえず無視します。
2.動詞を「否定」にします。

例えば、「I have no car.」の場合、以下のように考えます。

1.「I have(無視)car.」=「私は車を持っている。」
2.「私は車を持っていない。」


【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。
例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?
「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」


では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞句or節は名詞の前にもってくるのでした。
(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるのでした。

よって、「本<私が昨日買った>」のように
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。

よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。

「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。
つまり「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。

結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、
どれが動詞なのかわかりにくくなります。

つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。

なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよという
マークをつけてやるのです。
そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。
よって、The book<which I bought yesterday>となります。


ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は一定の条件の時、省略することもできます。
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■■4.英文の解説■■
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問題に戻ります。
He's a man who knows no fear.

この文に「who」があります。
文中の「who」は関係代名詞になる可能性が高いのでした。

つまり、以下ののようになります。

He's a man<who knows no fear>.

<who knows no fear>が、どのような「a man」なのかを説明しているのです。
つまり、この文は「彼は、<who knows no fear>であるa manです」と訳せます。

では、「who knows no fear」をどのように訳せばいいのでしょうか。

noの訳し方は以下でした。
1.「no」はとりあえず無視します。
2.動詞を「否定」にします。

1.「no」を無視すると、「who knows(無視)fear」、
つまり、「恐れを知っている」と訳すことができます。

2.動詞を否定にして「恐れを知らない」となります。

以上より、答えは「彼は恐れを知らない男です」となります。

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■■訳■■
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彼は怖れを知らない男です。

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●●問題103●●
I'm going to look after my brother's house for one year.


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■■英文法の解説■■
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【未来形】

例えば「彼は野球をするでしょう」を英語になおしてみましょう。

以下の手順に従えば、簡単に英作ができました。
1.主語、動詞、目的語、補語を見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす

1.主語は「彼は」、目的語は「野球を」です。
残った「するでしょう」は何なのでしょうか?
「するでしょう」は、動詞である「する」に
「でしょう」という味付けがされています。

この「でしょう」のように「動詞を味付けする」言葉のことを
「助動詞」といいます。

例えば、「彼は来るはずだ」についてを考えてみましょう。
「来る」は動詞です。「はずだ」は「来る」を味付けしています。
よって、「はずだ」は助動詞です。

2.英語の語順になおします。
「主語+動詞+目的語」の語順でした。
助動詞はどこに入れればいいのでしょうか?

結論を言うと、助動詞は動詞を味付けする言葉なので、
常に動詞とセットに使うのです。

つまり「助動詞+動詞」のように、助動詞は常に動詞の前に持ってきます。

よって、この問題では「主語+助動詞+動詞+目的語」となります。
つまり、「彼は」「でしょう」「する」「野球を」の語順になります。

3.それぞれを英語になおします。
「でしょう」に当る英単語は「will」です。

「彼は(=He)」「でしょう(=will)」「する(=play)」「野球を(=baseball)」
となります。

※)英語になおす時、2つのことに気をつけてください。
助動詞は主語が三人称単数であっても、「s」はつけないことと、
助動詞の後の動詞は常に「原形」になるということです。

また「でしょう」は「be going to」でも言い表すことができます。
「be going to」は近い未来を表します。

【look after】
look after〜=〜の世話をする

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
I'm going to look after my brother's house for one year.

英文を訳すコツを覚えていますか?

1.まずは、前置詞句に( )をつけるのでした。

「for one year」が「前置詞+名詞」の形になっています。
よって以下のようになります。

I'm going to look after my brother's house(for one year).
→I'm going to look after my brother's house(省略).

2.次は動詞を見つけるのでした。

動詞はどれでしょうか?

この文には「am going to」があります。
これは動詞にくっつけて使用して、近い未来を表す言葉でした。
よって、これは動詞ではありません。

実は「look after」が一塊となって、動詞の役割を果たしているのです。
よって、「look after」が動詞です。

I〔動詞とセットで使用:am going to〕〔←動詞:look after→〕
my brother's house(省略).

3.動詞より「←(左)」にあるのが主語で「→(右)」にあるのが目的語や
補語でした。

よって、主語は〔am going to〕は動詞とセットで使用されるので、無視して
主語は「I」になります。

目的語は「my brother's house」になります。


つまり、この文は以下のように訳せるのです。
「私はmy brother's houseをlook afterするでしょう」

よって、「私は兄弟の家の世話をするでしょう」となります。

あとは、1で省略した(for one year)の意味をくっつければいいのです。
ちなみに、「for+期間」で「〜の間」と訳します。

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■■訳■■
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私は1年間兄弟の家の世話をするでしょう。
(=私は1年間兄弟の家を預かることになった。)

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●●問題104●●
Here is a good dictionary.


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■■英文法の解説■■
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【Here is 〜】
Here is 〜=ここに〜がある

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
Here is a good dictionary.

今回は、非常に簡単な文ですね。
次回が難しい文なので、今回は簡単な文を出題しました。

さて、問題文ですが、「Here is 〜=ここに〜がある」を知っていれば、簡単に
訳せたと思います。

Here is〔a good dictionary〕.

よって、「ここに〔a good dictionary〕がある」と訳せます。

あとは英単語を知っているかどうかの差です。

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■■訳■■
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ここに良い辞書がある。

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●●問題105●●
The number of people who leave their umbrellas on trains increases.


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■■英文法の解説■■
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【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。
例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?
「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」


では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞句or節は名詞の前にもってくるのでした。
(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるのでした。

よって、「本<私が昨日買った>」のように
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。

よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。

「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。
つまり「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。

結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、
どれが動詞なのかわかりにくくなります。

つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。

なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよという
マークをつけてやるのです。
そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。
よって、The book<which I bought yesterday>となります。


ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は一定の条件の時、省略することもできます。

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■■英文の解説■■
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問題に戻ります。
The number of people who leave their umbrellas on trains increases.

少し長い文で難しかったと思います。
こういう難しい文の時ほど基本に戻って訳しましょう。

以下の1〜3の手順のように考えていけば、基本的な文であれば訳せました。

1.まずは前置詞句や副詞に( )をつけます。

The number of people who leave their umbrellas on trains increases.

ちょっと、どこが前置詞句なのかわかりにくいですね。
とりあえず、「on trains」は前置詞句だとわかりますよね。
「on trains」だけ( )でくくります。

The number of people who leave their umbrellas(on trains)increases.


2.最も見つけやすいのが動詞です。次に動詞を見つけるのでした。

では、この文の動詞を探してみましょう。
動詞の候補は「leave」「increases」の2つがあります。

どちらがこの文での動詞でしょうか?

もし、「leave」が動詞であれば、「leave」より左にある
「The number of people who」が主語になります。

※)なぜなら英文は基本的に「主語+動詞〜」の語順になっていている為です。

これは、おかしいですよね。
よって、もう一歩の「increases」が動詞になります。


3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが目的語、
補語でした。

The number of people
who leave their umbrellas(on trains)〔←動詞:increases→〕.

よって、動詞より左にある「The number of people who leave their umbrellas
(on trains)」が主語です。

動詞より右には何もないですよね。
このことから、この文は第一文型の文だとわかります。

4.基本どおり訳します。
「主語+動詞」の文は「主語は〜する」と訳せばいいのです。

〔主語:The number of people who leave their umbrellas(on trains)〕
〔動詞:increases〕.

よって、「The number of people who leave their umbrellas(on trains)は、
increasesする」と訳せばいいのです。

では、主語の部分をどのように訳せばいいのでしょうか。
The number of people who leave their umbrellas(on trains)

この文には「who」があります。
「who」は関係代名詞になる可能性が高いのでした。
つまり、この文は以下のようになります。

The number of people<who leave their umbrellas(on trains)>

つまり<who leave their umbrellas(on trains)>が、どのような「people」
なのかを説明しているのです。

よって、「<>である人の数」と訳せばいいのです。

つまり、「<(電車に)傘を忘れる>人の数」と訳せます。


以上をまとめると問題文は以下のように訳せます。
「電車に傘を忘れる人の数が増加する」と訳せます。

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■■訳■■
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電車に傘を忘れる人が増える。

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