パソコン版 メルマガのバックナンバーです(問題61〜75)。

次の英語を日本語になおしてください。
答えや解説を読みたい場合は、問題をクリックしてください。

※)「英文を1文ずつ読もう!(パソコン版)のバックナンバーです。英文1文ずつ、これでもかというくらい、丁寧な解説をつけているので、「なぜ、このような翻訳になるのか」がわかるようになります。

問題 英文の難易度 英文
問題61 ★★★☆☆ The number of the victims is increasing rapidly.
問題62 ★★★☆☆ I am sending your web site address to friends and relatives.
問題63 ★★★★☆ The person who parked that car has no manners at all.
問題64 ★★★★☆ After the semester was over, my friend and I traveled to the Black Hills and Mount Rushmore.
問題65 ★★★☆☆ The image appeared in the mirror.
問題66 ★★☆☆☆ I want to know my account balance.
問題67 ★★★★☆ Neither the customers nor the clerk was aware of the fire in the store.
問題68 ★★☆☆☆ He decided to go back home.
問題69 ★★★☆☆ He spent two hours repairing the car.
問題70 ★☆☆☆☆ I'll be there by nine in the morning.
問題71 ★★★☆☆ Tickets for next week's football game are on sale now at the stadium ticket office.
問題72 ★★★☆☆ Many people who visit Japan are interested in Japanese culture.
問題73 ★☆☆☆☆ He invited foreign people to dinner.
問題74 ★★★★☆ Yesterday my brother bought me a book written by Yamada as a birthday present.
問題75 ★★★☆☆ The city that I visited has two libraries.

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●●問題61●●
The number of the victims is increasing rapidly.

★★ポイント★★
【現在進行形】

例えば「私は野球をしているところです」を英語になおしてみましょう。
※)テキスト形式なので、解説が少々読みにくいかもしれません。

以下の3つの手順に従えば、簡単に英作できるのでした。
1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす

1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つけます。
「主語+目的語+動詞」 →「私は+野球を+しているところです。」

2.次に英語の語順になおします。
英語では、主語+動詞+目的語の語順でした。
「主語+動詞+目的語」→「私は+しているところです+野球を」

3.それぞれを英語になおします。
私は→I
しているところです→??
野球を→baseball

「しているところです」はどのように英語になおせば良いのでしょうか?
「〜しているところです」を英語になおすと「be動詞+動詞のing形」になるのです。
よって、以下のようになります。

私は→I
しているところでした→am+動詞のing形
野球を→baseball

よって、Iam playing baseball.となります。


■■解説■■
問題に戻ります。
The number of the victims is increasing rapidly.

1.まずは前置詞句や副詞を( )をつけます。
前置詞句は「前置詞+名詞」の形になっているので簡単に見つけられると思います。
では副詞はどのように見つければよいのでしょうか。
副詞は大抵「ly」の形になってるので、こちらも簡単に見つけられると思います。

The number(of the victims)is increasing(rapidly).

2.次に動詞を探します。
動詞は「is increasing」と「be動詞+動詞のing形」の形になっています。
よって、「is increasing」が動詞です。

3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、動詞より「→(右)」にあるのが
目的語や補語でした。

The number(of the victims)〔←動詞:is increasing→〕(rapidly).

よって、主語は、「The number(of the victims)」です。

また、動詞より右にあるのは副詞だけです。よって、この文には目的語や補語はありません。

つまり、この文は「主語+動詞」の第一文型になります。

とりあえず(rapidly)を無視すると、この文は「The number(of the victims)は増加している」と訳せます。

ここで覚えておいて欲しいことがあります。
それは「The number of〜」で「〜の数」と訳します。よって、「the victimsの数は増加している」と訳せます。

あとは英単語を知っているかどうかの差です。

■■訳■■
犠牲者の数は急激に増加してきている。

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●●問題62●●
I am sending your web site address to friends and relatives.

★★ポイント★★
【現在進行形】

例えば「私は野球をしているところです」を英語になおしてみましょう。
※)テキスト形式なので、解説が少々読みにくいかもしれません。

以下の3つの手順に従えば、簡単に英作できるのでした。
1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす

1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つけます。
「主語+目的語+動詞」 →「私は+野球を+しているところです。」

2.次に英語の語順になおします。
英語では、主語+動詞+目的語の語順でした。
「主語+動詞+目的語」→「私は+しているところです+野球を」

3.それぞれを英語になおします。

私は→I
しているところです→??
野球を→baseball

「しているところです」はどのように英語になおせば良いのでしょうか?

「〜しているところです」を英語になおすと「be動詞+動詞のing形」になるのです。
よって、以下のようになります。

私は→I
しているところでした→am+動詞のing形
野球を→baseball

よって、Iam playing baseball.となります。

【send】
send A to B=BにAを送る


■■解説■■
問題に戻ります。
I am sending your web site address to friends and relatives.

この問題では「send A to B=BにAを送る」を知っていれば簡単に訳せたと思います。
今の問題の場合「send」は「be動詞+sending」の形になっているので、「BにAを送っています」と訳せるのです。

I am sending〔A:your web site address〕to〔B:friends and relatives〕.

つまり、your web site addressがAに、friends and relativesがBにあたるのです。
よって、「私は〔A:your web site address〕を〔B:friends and relatives〕に送っています」と訳せるのです。

あとは英単語を知っているかどうかの差です。

■■訳■■
私はあなたのウェブサイトのアドレスを友達や親類に送っています。

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●●問題63●●
The person who parked that car has no manners at all.

★★ポイント★★
【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。
例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」

では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞(句or節)は、名詞の前にもってくるのでした。

(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるので、「本<私が昨日買った>」のように、
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。

よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。

「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。

つまり、「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。
結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、どれが動詞なのかわかりにくくなります。
つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。

なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよというマークをつけてやるのです。
そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。よって、The book<which I bought yesterday>となります。

ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は省略することもできます。


【否定の語+at all】
否定の語+at all=全く〜ない


■■解説■■
問題に戻ります。
The person who parked that car has no manners at all.

少し難しい文の場合は、以下の1〜3の手順通り日本語訳にしていけばよいのでした。

1.まずは動詞を探します。
動詞の候補は「parked」「has」の2つあります。では、どちらが動詞なのでしょうか。

もし「parked」が動詞の場合、主語は「The person who」、目的語もしくは補語は「that car has no manners at all」となります。

〔主語:The person who〕〔動詞:parked 〕〔目的語または補語:that car has no manners at all〕.

しかし、「The person who」という主語はおかしいですし(訳せません)、
「that car has no manners at all」という目的語もしくは補語もおかしいです。

よって、動詞は「has」になります。

2.動詞より「左(←)」にあるのが主語、「右(→)」にあるのが目的語または補語になります。

〔主語:The person who parked that car〕〔←動詞:has→〕〔目的語:no manners at all〕.

3.基本どおり訳します。
「主語+動詞+目的語」の文は「主語は目的語を〜する」と訳します。
よって、問題文も「〔主語:The person who parked that car〕は、〔目的語:no manners at all〕を持っている」と訳すのです。

まずは、主語の部分に注目してください。
〔主語:The person who parked that car〕

主語には「who」があります。つまり<who〜>になるのです。
〔主語:The person<who parked that car>〕

よって、「<parked that car>したThe person」と訳せるのです。
つまり主語の部分は「<あの車を駐車した>人」と訳せるのです。

次に動詞+目的語の部分に注目してください。
〔動詞:has〕〔目的語:no manners at all〕.

ここで「否定の語+at all=全く〜ない」を思い出してください。
問題文には、否定の語である「no」もありますし、「at all」もあります。
つまり、「全く〜を持っていない」と訳すのです。

よって、「全くマナーを持っていない」→「全くマナーがない」と訳せます。

以上をあわせると、訳になります。

■■訳■■
あの車を駐車した人は全くマナーがない。

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●●問題64●●
After the semester was over, my friend and I traveled to the Black Hills and Mount Rushmore.

★★ポイント★★
【接続詞】

例えば、「私はテレビを見て、そして彼は野球をした。」という文を英語になおしてみてください。

まずは、主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。
どれが主語で、どれが動詞なのかわかりますか?

答えは以下のようになります。
私は→主語
テレビを→目的語
見た→動詞

そして→??

彼は→主語
野球を→目的語
した→動詞

つまり、この文は、「私はテレビを見た」という文と、「彼は野球をした」という2つの文がくっついてできている文なのです。

このように2文をくっつける働きを持っている「そして」のことを接続詞というのです。
接続詞は、文と文、語と語などをくっつける働きがあるのです。

以上のことを頭に入れて、この文を英語になおしてみましょう。

まずは、「私はテレビを見た」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「私は」+「見た」+「テレビを」
「I」+「watched」+「TV.」

よって、「私はテレビを見た」の部分は、「I watched TV.」になります。

次に「彼は野球をした」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「彼は」+「した」+「野球を」
「He」+「played」+「baseball.」

よって、「彼は野球をした」の部分は、「He played baseball.」になります。
「そして」は「and」です。
以上をまとめると、「I watched TV,and he played baseball.」となります。

※ポイント
通常は、1文に主語、動詞は必ず1つです。
もし、主語、動詞が2つ以上あれば、大抵、文の中に接続詞があります。

【over】
「be動詞+over=終わる」

【and】
「A and B=AとB」


■■解説■■
問題に戻ります。
After the semester was over, my friend and I traveled to the Black Hills and Mount Rushmore.

接続詞である「After」があるので、この問題は2文に分けて考えます。
まずは「After the semester was over」から訳します。
「be動詞+over=終わる」と訳すのでした。よって、「学期が終わった後」と訳せます。

次は「my friend and I traveled to the Black Hills and Mount Rushmore.」を訳します。

「A and B=AとB」と訳します。

〔A:my friend〕and〔B:I〕traveled to the Black Hills and Mount Rushmore.

よって「私の友達と私はブラックヒルズとラッシュモア山に行った」と訳せるのです。

あとは2文を1文につなげばいいのです。

■■訳■■
学期が終わった後、私の友達と私はブラックヒルズとラッシュモア山に行った。


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●●問題65●●
The image appeared in the mirror.


★★ポイント★★
【過去形】

「私はテニスをする」という文を「過去」の話に変える場合どうすればいいのですか?
「する」という動詞の部分を「した」に変えるのですね。

英語の場合も同じです。
「現在」の話を「過去」に変える場合、「動詞の形」を変えてやればいいのです。

では、どのように変えればいいのでしょうか?
英語の場合は、基本的には動詞の後に「ed」をつければいいのです。

例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)→I played tennis.(私はテニスをした)」のような感じです。

しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。

もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/


■■解説■■
問題に戻ります。
The image appeared in the mirror.

「in the mirror」は「前置詞+名詞」の形になっているので、前置詞句です。よって、( )をつけます。

The image appeared(in the mirror).

つまり、この文では主語は「The image」、動詞は「appeared」になります。
よって、「姿は現れた」と訳せばいいのです。
あとは、(in the mirror)=「鏡に」を足せばいいのです。

■■訳■■
鏡に姿が現れた。

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●●問題66●●
I want to know my account balance.

★★ポイント★★
【不定詞の名詞的用法(応用)】

人や物などの名前を「名詞」というのでした。
しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。何でしたっけ?

そうですね。
「動詞」に「こと」をつけたものですね。
例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、「動詞」に「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。

さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。
「走る」は「run」です。「こと」にあたる英単語は「to」でした。

よって、「走ること」は「run to」になる!と思いましたか?

違いましたよね。
「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。

よって、走ることは「to run」になります。

<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」


■■解説■■
問題に戻ります。
I want to know my account balance.

この文の2つのポイントを説明します。
1.この文には「want to〜」があります。
直訳すると「〜することを欲する」となりますが、「〜したい」と訳すのです。
よって問題文は「私は my account balanceを知りたい」と訳せます。

2.「account balance」は「預金残高」と訳します。知らなければ覚えておいてください。

よって、「私は預金残高を知りたい」と訳せるのです。

■■訳■■
私は預金残高を知りたい。

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●●問題67●●
Neither the customers nor the clerk was aware of the fire in the store.

★★ポイント★★
【Neither A nor Bの訳し方】

「Neither A nor B=AもBも〜ない」と訳します。
例えば、「Neither A nor B came.」を日本語訳にしてみましょう。

「AもBも〜ない、来た」

「AもBも+来た+ない」

よって、「AもBも来なかった」だ!とわかると思います。

これで正解ですが、もう少しわかりにくい文の時、「Neither A nor B」は少し訳しにくいです。
そこで「Neither A nor B」を見たら以下のように訳しましょう。

1.「Neither A nor B」はとりあえず「AもBも」と訳す。
2.動詞を訳す時、「否定」にして訳す。

Neither A nor B(AもBも)→came(来なかった)という感じです。

【be aware of】
be aware of〜=〜に気がつく


■■解説■■
問題に戻ります。
Neither the customers nor the clerk was aware of the fire in the store.

問題文は「Neither A nor B」の形になっています。また、「be aware of〜=〜に気がつく」もあります。

Neither〔A:the customers〕nor〔B:the clerk〕was aware of the fire in the store.

「Neither A nor B」を見たら以下のように訳すのでした。

1.「Neither A nor B」はとりあえず「AもBも」と訳す。
よって、「〔A:the customers〕も〔B:the clerk〕も」と訳します。

2.動詞を訳す時、「否定」にして訳す。
問題では動詞は「〜に気がつく」です。

よって、問題文は「〔A:the customers〕も〔B:the clerk〕も〜に気がつかなかった」と訳せばよいのです。

つまり「〔A:the customers〕も〔B:the clerk〕も、the fire in the storeに気がつかなかった」と訳せばいいのです。

あとは、英単語を知っていれば訳せると思います。

※)少し難しいと感じた人は、ノートなどに英文を書き写して、じっくりと考えてみてくださいね。

■■訳■■
お客も店員も店の火事に気がつかなかった。

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●●問題68●●
He decided to go back home.

★★ポイント★★
【不定詞の名詞的用法】

人や物などの名前を「名詞」というのでした。
しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。

何でしたっけ?

そうですね。「動詞」に「こと」をつけたものですね。
例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、「動詞」に「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。

さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。
「走る」は「run」です。「こと」にあたる英単語は「to」でした。

よって、「走ること」は「run to」になる!と思いましたか?

違いましたよね。
「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。
よって、走ることは「to run」になります。

<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」


■■解説■■
問題に戻ります。
He decided to go back home.

この文の2つのポイントを説明します。

1.この文には「decide to〜」があります。直訳すると「〜することを決める」と訳します。
2.go back homeで「家に帰る、家に戻る」と訳します。

よって問題文は「彼は家に戻ることを決めた」と直訳できます。

■■訳■■
彼は家に戻ろうと決めた。

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●●問題69●●
He spent two hours repairing the car.

★★ポイント★★
【spend】
spend+「時間」+(in)+動詞のing形=〜するのに「時間」を使う
※)「時間」=時間を表す英単語


■■解説■■
問題に戻ります。
He spent two hours repairing the car.

この文は「spend」の使い方と、repairの意味を知っていれば、簡単に訳せたと思います。

・spend+「時間」+(in)+動詞のing形=〜するのに「時間」を使う
・repair=修理する

もし知らなければ、覚えておいてください。

さて、問題文ですが、以下のような形になっています。

He〔spendの過去形:spent〕〔時間:two hours〕〔動詞のing形:repairing〕the car.

これがわかれば、後は簡単ですね。

「彼は〔時間:two hours〕を〔動詞のing形:repairing〕the carするのに使った」
=「彼は2時間、車を修理するのに使った」となります。

■■訳■■
彼は2時間、車を修理するのに使った。=彼は2時間かけて車を修理した。



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●●問題70●●
I'll be there by nine in the morning.

★★ポイント★★

【前置詞】
今回のポイントは「until」と「by」の違いです。
「until」は「〜まですっと」、「by」は「〜までに」と訳すと習っていると思います。

さて、「〜までずっと」と「〜までに」はどう違うのでしょうか。

「〜までずっと」は、「〜までは、ずっと継続して」という意味になります。
「〜までに」は「その時を期限に」という意味になります。

少しわかりにくいと思います。具体的な例を使用すれば、わかると思います。

<例1>
「朝まで飲んでいた」という文においての「まで」はどちらになるのでしょうか?

朝まで読んでいたということは、「朝までずっと継続して」飲んでいたのです。
よって、この時は、「until」を使います。

<例2>
「5時までに宿題をする」という文においての「まで」はどちらになるのでしょうか?

4時に勉強を終わってもいいのです。5時はあくまで「期限」なのです。
よって、この時は、「by」を使います。

【be動詞の応用】

今まで、be動詞は補語と一緒に使用されてきました。
つまり「主語+be動詞+補語」という形で「主語は補語です」と訳すのでした。

(例)
「He is a teacher.」
=「〔He:主語〕is〔a teacher:補語〕.」
=「〔He:主語〕は〔a teacher:補語〕です。」
=「彼は先生です。」

しかし「主語 be」という形で、be動詞は補語と一緒に使用されない場合もあるのです。
このような時、be動詞は「〜にいる」と「存在」を表す意味になるのです。

例えば「He is in Osaka.」という文を日本語訳にしてみましょう。

「in Osaka」は「前置詞+名詞」なので、前置詞句です。
前置詞句は文になくても粗筋をつかめるので、訳せなければ省略してしまっても良か
ったのでした。この場合は、訳せますが、省略してみます。

よって、「He is(省略).」となります。

主語は「He」です。
つまり、この文は「主語+be動詞」の形になっています。
よって、「〜にいる」と訳すのでした。

「彼はいます」となります。
あとは省略した「in Osaka」を加えると「彼は大阪にいます」という意味になります。


■■解説■■
問題に戻ります。
I'll be there by nine in the morning.

この文は「by」と「be動詞」の訳し方を知っていれば、簡単に訳せたと思います。

1.まずは、副詞、前置詞句を( )でくくります。
I'll be(there)(by nine)(in the morning).

※)thereは、「そこに」と訳す副詞です。

2.とりあえず、前置詞句を省略して、それ以外の部分を訳します。
I'll be (省略)(省略)(省略).

この文にはbe動詞があります。
このような場合、be動詞は「〜にいる」と訳します。

よって、「私はいるでしょう」と訳せばいいのです。

あとは、省略した部分を上記の訳に加えるだけです。

there=そこに
by nine=9時まで
in the morning=朝

■■訳■■
私は朝9時までにはそこにいるでしょう。
(朝7時にいなくなるかもしれないし、朝8時にいなくなるかもしれない。
でも朝9時までそこにいるだろうという意味)

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●●問題71●●
Tickets for next week's football game are on sale now at the stadium ticket office.

★★ポイント★★

【on sale】
on sale=販売されて

【英文を訳すコツ】

基本的な英文の訳し方を解説します。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。

→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。

→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。

なので、まずは動詞を見つけてください。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。

第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語

つまり、どのような英文でも原則的に、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。

4.基本通り訳します。


■■解説■■
問題に戻ります。
Tickets for next week's football game are on sale now
at the stadium ticket office.

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。

Tickets(for next week's football game)are on sale(now)
(at the stadium ticket office).

とりあえず、( )の部分は省略します。

Tickets(省略)are on sale(省略)(省略).

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。

Tickets(省略)are on sale(省略)(省略).

この文を見ると、動詞は「are」しかありません。
よって、動詞は「are」です。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

Tickets(省略)〔←are:動詞→〕 on sale(省略)(省略).

動詞より←(左)にある「Tickets(省略)」が主語です。

また動詞より→(右)にある「on sale」は「販売されて」と訳します。

よって、この文は「チケットが販売されています」と訳せます。

あとは、省略した前置詞句の訳を上記の文に加えるだけです。

・for next week's football game→来週のフットボールの
・now→今
・at the stadium ticket office→スタジアムの切符売り場


■■訳■■
来週のフットボールのチケットをスタジアムの切符売り場で今、販売されている。


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●●問題72●●
Many people who visit Japan are interested in Japanese culture.

★★ポイント★★

【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。

例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?
「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」

では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞(句or節)は、名詞の前にもってくるのでした。
(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるので、「本<私が昨日買った>」のように、
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。
よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。
「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。
つまり、「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。

結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、
どれが動詞なのかわかりにくくなります。

つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。

なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよという
マークをつけてやるのです。

そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。
よって、The book<which I bought yesterday>となります。

ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は省略することもできます。


【英文を訳すコツ】

基本的な英文の訳し方を解説します。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。

→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。

→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。

なので、まずは動詞を見つけてください。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。

第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語

つまり、どのような英文でも原則的に、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。

4.基本通り訳します。


■■解説■■
問題に戻ります。
Many people who visit Japan are interested in Japanese culture.

1.まずは動詞を探します。

この文には、「visit=訪問する」と「are interested in〜
=〜に興味がある(1つの動詞として考えました)」の2つの動詞の候補があります。

では、どちらが動詞なのでしょうか。

ここで、「who」に注目してください。
「who」は、<>になる可能性が高いのでした。
※)<>の意味がわからない場合は上記の英文法のポイントをしっかり読んでください。

実はこの文でも<>の形になっているのです。

Many people<who visit Japan are interested in Japanese culture.

では、どこまでが、<>になるのでしょうか。

実は以下までが<>でくくれて、「<who visit Japan>であるMany people」と
訳せばいいのでした。

Many people<who visit Japan>are interested in Japanese culture.

つまり、「visit=訪問する」は<>の中に入っているので、
この文の動詞は、「are interested in〜=〜に興味がある」なのです。

2.大抵、動詞より「←(左)」が主語、「→(右)」が補語か目的語です。

Many people<who visit Japan>(←are interested in:動詞→)Japanese culture.

よって、主語は「Many people<who visit Japan>」で、
目的語は「Japanese culture」となるのです。

主語に注目してください。
Many people<who visit Japan>

まずは主語だけを日本語訳にしてみましょう。
「<who visit Japan>であるMany people」と訳すのでした。
つまり、「<日本を訪れる>多くの人々」と訳せるのです。

よって、「<日本を訪れる>多くの人々は、Japanese cultureに興味がある」と
訳せるのです。

■■訳■■
日本を訪れる多くの人々は日本の文化に興味がある。


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●●問題73●●
He invited foreign people to dinner.


★★ポイント★★

【invite A to B】

「invite A to B=AをBに招待する」

【過去形】

「私はテニスをする」という文を「過去」の話に変える場合、
どうすればいいのですか?

「する」という動詞の部分を「した」に変えるのですね。

英語の場合も同じです。

「現在」の話を「過去」に変える場合、「動詞の形」を変えてやればいいのです。

では、どのように変えればいいのでしょうか?

英語の場合は、基本的には動詞の後に「ed」をつければいいのです。

例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)→
I played tennis.(私はテニスをした)」のような感じです。

しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。

もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、
下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/

■■解説■■
問題に戻ります。
He invited foreign people to dinner.

この文は、「invite A to B=AをBに招待する」を知っていれば、
簡単に訳せたと思います。

He invited〔A:foreign people〕to〔B:dinner〕.

つまり、「彼はAをBに招待した」と訳せばいいのです。

よって、「彼はforeign peopleをdinnerに招待した」となるのです。

■■訳■■
彼は外国人を夕食に招待した。



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●●問題74●●
Yesterday my brother bought me a book written by Yamada as a birthday present.


★★ポイント★★

【第四文型】

第四文型とは、「主語+動詞+目的語1+目的語2」の形の文のことです。

例えば、「私は彼に本をあげる」というような文章のことです。

日本語では、第四文型の場合、2つある目的語を入れ替えて、「主語+目的語1+目的語2+動詞」としても、
「主語+目的語2+目的語1+動詞」としても大丈夫です。

例えば、日本語では、「私は彼に本をあげる」でも「私は本を彼にあげる」でも大丈夫ですよね。

しかし、英語ではそうはいきません。
「主語+動詞+目的語1+目的語2)」⇔「主語+動詞+目的語2+前置詞+目的語1」というように、「前置詞」が必要になります。

giveの場合、「give+目的語1+目的語2」⇔「give+目的語2+to+目的語1)」
=「主語は目的語1に目的語2をあげる」になります。

sendの場合、「send+目的語1+目的語2」⇔「send+目的語2+to+目的語1」
=「私は(人)に(物)を送る」になります。


【分詞】

「漱石によって書かれた本」を英語になおしてみましょう。

どのような本なのでしょうか?
そうです。「漱石によって書かれた」本なのです。
つまり、「漱石によって書かれた」の部分が、「どのような本なのか」を説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を形容詞句というのでした。
形容詞句を見つけたら、<>をつけるのでした。

<漱石によって書かれた>本

さて、日本語では、どんなに長い形容詞句でも名詞の前にもってくるのでした。

<例>
<あそこで座っている>少年
<漱石によって書かれた>本

しかし、英語では、長い形容詞句は名詞の後にもってきて、
「本<漱石によって書かれた>」という語順にするのでした。
つまり、英語では、「The book<漱石によって書かれた>」になります。

では、<漱石によって書かれた>の部分をどのように
英語になおせばいいのでしょうか。

「その本は漱石によって書かれた」だと英語になおせますよね。
「The book was written by Soseki.」です。

ここから、「その本は」と「be動詞」をとってください。
すると、「(The book)(was)written by Soseki.」となります。
つまり、「漱石によって書かれた」の部分は、「written by Soseki」になります。

よって、「<漱石によって書かれた>本」を英語になおすと、
「The book <written by Soseki>」になります。

<<まとめ>>
「過去分詞」を見たら、下の3つの訳し方のどれかです!

・「be動詞+過去分詞」は受動態で「〜される」と訳します。
(例:The letter was written by her.)
(=その手紙は彼女によって書かれた)
・「過去分詞」だけだと分詞で「〜された(名詞)」となり、
 どのような名詞なのかを説明するのです。
(例:This is a picture<taken by Ken>.)
(=これはケンによって撮られた写真です。)
・「have+過去分詞」で現在完了形(〜してしまった等)です。
(例:He has gone to America.)(=彼はアメリカに行ってしまった。)


■■解説■■
問題に戻ります。
Yesterday my brother bought me a book written by Yamada as a birthday present.

1.まずは前置詞句と副詞に( )をつけます。
(Yesterday)my brother bought me a book written(by Yamada)(as a birthday present).

2.まずは動詞を探します。
この文には、「bought」と「written」の2つの候補があります。
では、どちらが動詞なのでしょうか。

「write-wrote-written」なので、writtenはwriteの過去分詞です。

ここで、思い出してほしいことがあります。
「過去分詞」は主にどういった場合に使用されたのでしょうか。

答えは以下です。
(1)「be動詞+過去分詞」の形で「〜される」
(2)「名詞+<過去分詞〜>」の形で「<>である名詞」

では、今回のwrittenは、(1)、(2)のどちらで訳せばいいのでしょうか。

もう一度問題文を見てください。

(Yesterday)my brother bought me a book written(by Yamada)
(as a birthday present).

writtenの前にbe動詞はありません。よって、(2)で訳せばいいのです。

つまり、以下のようになるのです。

(Yesterday)my brother bought me a book<written(by Yamada)>
(as a birthday present).

つまり、「<>であるa book」と訳せるのです。よって、動詞は「bought」になります。

3.大抵、動詞より「←(左)」が主語、「→(右)」が補語か目的語です。

(Yesterday)my brother〔←bought:動詞→〕me a book written(by Yamada)(as a birthday present).

よって、主語は「my brother」です。

ここで思い出してほしいことがあります。
動詞である「buy」は、「buy A B=AにBを買う」と第四文型をとる場合がありました。

つまり、この問題文では「A=me」、「B=a book<written(by Yamada)>」となります。
とりあえず、(Yesterday)と(as a birthday present)を無視すると以下のような訳になります。

「私の兄弟はAにBを買った」
→「私の兄弟は私に<written(by Yamada)>であるa bookを買った」
→「私の兄弟は私に山田によって書かれた本を買った」

ところで、「as a birthday present」はどのように訳せばいいのでしょうか。

この場合、「as〜=〜として」と訳します。
つまり、「誕生日のプレゼントとして」と訳せばいいのです。

あとは、以上の訳を足し合わせればいいのです。

■■訳■■
昨日、私の兄弟は誕生日のプレゼントとして私に山田によって書かれた本を買った。

>問題へ戻る

●●問題75●●
The city that I visited has two libraries.


★★ポイント★★

【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。
例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?
「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」

では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞(句or節)は、名詞の前にもってくるのでした。
(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるので、「本<私が昨日買った>」のように、
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。
よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。
「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。
つまり、「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。

結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、どれが動詞なのかわかりにくくなります。
つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。
なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよというマークをつけてやるのです。

そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。
よって、The book<which I bought yesterday>となります。

ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は省略することもできます。


■■解説■■
問題に戻ります。
The city that I visited has two libraries.

1.まずは動詞を探します。
この文には、「visited」と「has」の2つの動詞の候補があります。では、どちらが動詞なのでしょうか。

ここで、「that」に注目してください。「that」は、<>になる可能性がありました。
※)<>の意味がわからない場合は上記の英文法のポイントをしっかり読んでください。

実はこの文でも<>の形になっているのです。
The city<that I visited>has two libraries.

つまり、「visited」は<>の中に入っているので、この文の動詞は、「has」なのです。

2.大抵、動詞より「←(左)」が主語、「→(右)」が補語か目的語です。
The city<that I visited>(←has:動詞→)two libraries.

よって、主語は「The city<that I visited>」で、目的語は「two libraries」となるのです。

主語に注目してください。
The city<that I visited>

まずは主語だけを日本語訳にしてみましょう。「<that I visited>であるThe city」と訳すのでした。
つまり、「<私が訪れた>街」と訳せるのです。

よって、「<私が訪れた>街は2つの図書館を持っている」と訳せるのです。

でも、「街が図書館を持っている」と訳すのは不自然です。
よって「街には図書館がある」と訳せばいいのです。

■■訳■■
私が訪れた街には2つの図書館がある。

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