パソコン版 メルマガのバックナンバーです(問題46〜60)。

次の英語を日本語になおしてください。
答えや解説を読みたい場合は、問題をクリックしてください。

※)「英文を1文ずつ読もう!(パソコン版)のバックナンバーです。英文1文ずつ、これでもかというくらい、丁寧な解説をつけているので、「なぜ、このような翻訳になるのか」がわかるようになります。

問題 英文の難易度 英文
問題46 ★★★★☆ The purpose of this research is to understand the importance of breakfast.
問題47 ★★☆☆☆ Find the verbs in the following sentences.
問題48 ★★★★☆ As winter approaches, brown bears prepare for a long hibernation.
問題49 ★★★☆☆ He has taught high school and junior high school English classes for thirty years.
問題50 ★★★☆☆ Although the storm passed, the clouds were dark and gloomy.
問題51 ★★☆☆☆ The woman taking a picture is my sister.
問題52 ★★☆☆☆ In Poland,musicians are highly respected.
問題53 ★★★☆☆ He was carefully disguised but captured quickly by police.
問題54 ★★★☆☆ I heard John had an accident,and is in the hospital.
問題55 ★☆☆☆☆ The man is holding sticks.
問題56 ★★★☆☆ I think I can handle the problem.
問題57 ★★★★☆ Many workers are satisfied with their working conditions.
問題58 ★★★☆☆ The man is attaching the pipe to the truck.
問題59 ★☆☆☆☆ The man is in jail.
問題60 ★★★★☆ Bad weather prevented aircraft from taking off.

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●●問題46●●
The purpose of this research is to understand the importance of breakfast.
★★ポイント★★
【不定詞の名詞的用法(基本)】

人や物などの名前を「名詞」というのでした。
しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。何でしたっけ?

そうですね。
「動詞」に「こと」をつけたものですね。
例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、「動詞」に「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。

さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。

「走る」は「run」です。
「こと」にあたる英単語は「to」でした。

よって、「走ること」は「run to」になる!と思いましたか?

違いましたよね。
「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。

よって、走ることは「to run」になります。

<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」

【前置詞のof】
A of B=BのA

■■解説■■
問題に戻ります。
The purpose of this research is to understand the importance of breakfast.

英文は以下の手順で訳すと、うまく訳せるのでした。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
4.基本通り訳します。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
The purpose(of this research)is to understand the importance(of breakfast).

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
動詞の候補は、is、understand の2つあります。

では、どちらが動詞なのでしょうか。

「understand」は、「to understand」の形になっています。
つまり、「理解すること」「理解するための」「理解するために」のいずれかで訳せます。
どれで訳せるとしても、「understand」は動詞ではありません。

よって、「is」が動詞となります。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

The purpose(of this research)[←動詞:is→] to understand the importance(of breakfast).

この文は、「主語+動詞+補語」の形になっています。

よって、主語は、「The purpose(of this research)」、補語は「to understand the importance(of breakfast)」になります。

つまり、「The purpose(of this research)は、to understand the importance(of breakfast)です」と訳せます。

では、「to understand」をどのように訳せばいいのでしょうか。
「to〜」を見たら、下の訳になります。

1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」

では、どの訳になるのでしょうか。
結論から言えば、「〜すること」しか、うまくあてはまりません。
よって、「理解すること」と訳します。

つまり、「The purpose(of this research)は、the importance(of breakfast)を理解することです」と訳せます。

「A of B」は、「BのA」と訳せます。

つまり、「this researchのThe purposeは、breakfastのthe importanceを理解することです」と訳せます

あとは、英単語を知っているかどうかの問題です。

■■訳■■
この研究の目的は、朝食の重要性を理解することです。

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●●問題47●●
Find the verbs in the following sentences.
★★ポイント★★
【命令文〜私とあなたしかいない場合】

例えば、私は、あなたに宿題をしてもらいたいとします。
私は、あなたに何て言えばいいのですか?

「宿題をしなさい。」って感じで言えばいいのですね。
このように、人に、何かを命令する文のことを命令文と言います。

<イメージ図>
命令
私 ―――→ あなた

「私とあなたしかいない場合」の命令文について詳しく注目してみます。
日本語の場合、普通の文と命令文は何が違いますか?

あなたは宿題をする(普通の文) VS 宿題をしなさい(命令文)

1.普通の文には主語である「あなたは」がありますが、命令文にはありませんよね。これが一つ目の違いです。

なぜ、主語がないのでしょうか?
なぜなら、私とあなたしかいない場合では、私は誰に命令するのか明白なので、主語はいらないのですね。

2.次に違うのは、動詞の形が少し違います。
普通の文では、動詞は「する」になっていますが、命令文では、動詞は「しなさい」になっています。

つまり日本語では、普通の文を命令文にする場合、1.主語をとって、2.動詞の形を変えればいいのです。

本題に入ります。

「You play baseball.」
この文を訳すと、「あなたは野球をする」という意味になります。

これを「野球をしなさい」というように、命令文にしてみましょう。

日本語の場合、普通の文を命令文にする場合、1.主語をとって、2.動詞の形を変えればいいのでした。

英語の場合もほぼ同じなのです。
普通の文を命令文になおす場合、1.主語をとって、2.必要であれば動詞の形を変えるのです。

この「必要であれば」の部分が日本語の場合と違いますね。
では、実際、普通の文を命令文になおしてみましょう。

【普通の文】
You play baseball.(あなたは野球をする)

1.主語をとります。
Play baseball.(主語をとりました。文の初めの文字は大文字です。)

2.必要であれば動詞の形を変えます。
今の問題では動詞の形を変える必要はありません。

【命令文】
Play baseball.(野球をしなさい)となります。


■■解説■■
問題に戻ります。
Find the verbs in the following sentences.

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
前置詞句や副詞は文に必ず必要なものではないので、訳せなければ、省略しても大丈夫です。今回は省略しておきます。

Find the verbs(in the following sentences).
Find the verbs(省略).

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
この文には動詞は、Find しかありません。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

[←動詞:Find→] the verbs(省略).

動詞より左に英単語はありません。つまり、この文には主語がありません。
主語がない文は、命令文です。よって、この文は命令文だとわかります。

また、動詞より右にある「the verbs(省略)」が目的語だと考えられます。

よって、この文は、「動詞+目的語」の形になっていて、「目的語を〜しなさい」と訳せるということがわかりました。
つまり、「the verbsを見つけなさい」と訳せます。

さて、ここで、省略した(in the following sentences)をどのように訳せばいいのでしょうか。

「in」は、「〜の中に」と訳すのでした。
「following」は、「以下の」です。
「sentences」は、「文」です。

よって、「in the following sentences」は、「以下の文の中で」と訳せます。

あとは英単語を知っているかどうかです。

■■訳■■
以下の文の中で動詞を見つけなさい。


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●●問題48●●
As winter approaches, brown bears prepare for a long hibernation.
★★ポイント★★
【接続詞】

例えば、「私はテレビを見て、そして彼は野球をした。」という文を英語になおしてみてください。

まずは、主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。

どれが主語で、どれが動詞なのかわかりますか?
答えは以下のようになります。
私は→主語
テレビを→目的語
見た→動詞

そして→??

彼は→主語
野球を→目的語
した→動詞

つまり、この文は、「私はテレビを見た」という文と、「彼は野球をした」という2つの文がくっついてできている文なのです。
このように2文をくっつける働きを持っている「そして」のことを接続詞というのです。

接続詞は、文と文、語と語などをくっつける働きがあるのです。

以上のことを頭に入れて、この文を英語になおしてみましょう。

まずは、「私はテレビを見た」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「私は」+「見た」+「テレビを」
「I」+「watched」+「TV.」

よって、「私はテレビを見た」の部分は、「I watched TV.」になります。

次に「彼は野球をした」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「彼は」+「した」+「野球を」
「He」+「played」+「baseball.」

よって、「彼は野球をした」の部分は、「He played baseball.」になります。

「そして」は「and」です。

以上をまとめると、「I watched TV,and he played baseball.」となります。

※ポイント
通常は、1文に主語、動詞は必ず1つです。
もし、主語、動詞が2つ以上あれば、大抵、文の中に接続詞があります。

【as】
asは、色々訳がありますが、今回の問題で使用されている訳を紹介しておきます。
「as=〜するにつれて」

【prepare for】
prepare for〜=〜を準備する

■■解説■■
問題に戻ります。
As winter approaches, brown bears prepare for a long hibernation.

この文は、以下のような形になっています。

As〔A:winter approaches〕, 〔B:brown bears prepare for a long hibernation.〕

つまり、「as」が接続詞として使用されていて、2つの文をつなげているのです。

ところで、asは、「as=〜するにつれて」と訳します。
よって、この文は、「Aするにつれて、B」と訳すのです。

まずは、Aの部分の「winter approaches」から訳します。
これは、明らかに「主語+動詞」の文です。よって、「winterは、approachesする」と訳せます。
では、approachは、どのように訳せばよいのでしょうか。「approach→アプローチ→近づく」と訳します。

次に、Bの部分の「brown bears prepare for a long hibernation」を訳します。

1.英文を訳すには、まずは動詞を見つけるのでした。
「prepare for〜=〜を準備する」と訳します。つまり、この文の動詞は、「prepare for〜」です。

2.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが目的語もしくは補語です。

brown bears〔←動詞:prepare for→〕a long hibernation

よって、主語は「brown bears」で、目的語は「a long hibernation」です。
よって、「brown bearsは、a long hibernationの準備をする」と訳します。

今までの話をまとめます。
As〔A:winter approaches〕, 〔B:brown bears prepare for a long hibernation.〕

A→as=〜するにつれて
Aの部分→冬が近づく
Bの部分→ヒグマは、a long hibernationの準備をする

よって、「冬が近づくにつれて、ヒグマはa long hibernationの準備をする」と訳せます。

hibernationは、どのように訳せばいいのでしょうか。文脈から、「冬眠」だとわかります。

■■訳■■
冬が近づくにつれて、ヒグマは長い冬眠の準備をします。

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●●問題49●●
He has taught high school and junior high school English classes for thirty years.
★★ポイント★★
【現在完了形】

「have + 過去分詞」の形を「現在完了形」というのでした。

現在完了形は、以下のいずれかで訳すのでした。
1.完了(〜してしまった)
2.継続(ずっと〜している)
3.経験(〜したことがある)

では、「have + 過去分詞」を文で見つけた時、上記の1〜3のどれで訳せばいいのでしょうか?
1の訳になる時は、「just(ちょうど)」や「already(すでに)」が文で使われることが多いです。

2の訳になる時は、「since〜(〜から)」や「for+期間(〜の間)」が文で使われることが多いです。

3の訳になる時は、「often(しばしば)」や回数を表す語句が文で使われることが多いです。

この現在完了形で一番質問が多いのが「過去形と現在完了形(完了)」の区別です。

※)過去形と現在完了形(完了)の区別

例えば、「(A)時計をなくしてしまった」と「(B)10分前に時計をなくした」という2つの文に注目してください。
(A)の文の時制は「現在完了(完了)」で、(B)の文の時制は「過去」になります。

ではなぜ、(A)が現在完了(完了)で、(B)が過去なのでしょうか?

(A)の文を見てください。
(A)の文では、「時計をなくしてしまった(その結果、現在、時計を持っていない)」、
つまり「過去に時計をなくして、その結果現在も時計がない」という意味を表しています。なので、現在完了(完了)を使います。

(B)の文では、「10分前に時計をなくした」のですが、
「現在は時計が見つかったかもしれないし、まだ時計がないのか、どちらなのかわからない」のです。
つまり、(B)の文では「単に時計をなくした」という過去の事実を示しているだけなのです。なので、過去形を使うのです。

【A and B】
AとB


■■解説■■
問題に戻ります。
He has taught high school and junior high school English classes for thirty years.

長い英文なので、少し難しく感じると思います。
なので、基本に戻って日本語訳にしてみます。

1.まずは前置詞句や副詞に( )をつけて訳せなければ無視します。
He has taught high school and junior high school English classes(for thirty years.)

2.次に動詞を見つけます。
この文は、「has+動詞の過去分詞」の形になっています。
つまり、この文は現在完了形になっていることがわかります。よって、動詞は「has taught」です。

3.動詞より「左(←)」が主語、動詞より「右(→)」が目的語か補語になります。

He〔←動詞:has taught→〕high school and junior high school English classes(for thirty years.)

よって、主語はHe、目的語は、high school and junior high school English classesです。
しかも、この文は、「have+現在完了形」の形になっていて、「for thirty years=30年間」があります。

よって、この文は、「彼はhigh school and junior high school English classesを、ずっと教えていた」と訳せます。

では、目的語のhigh school and junior high school English classesをどのように訳せばいいのでしょうか。

目的語のhigh school and junior high school English classesは、以下のような形になっています。

〔A:high school〕and〔B:junior high school〕English classes

つまり、「AとBの英語のクラス」と訳せます。
つまり、目的語は「中学と高校の英語のクラス」と訳せるのです。

■■訳■■
彼は高校と中学の英語のクラスを30年間ずっと教えている。


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●●問題50●●
Although the storm passed, the clouds were dark and gloomy.
★★ポイント★★
【接続詞】

例えば、「私はテレビを見て、そして彼は野球をした。」という文を英語になおしてみてください。

まずは、主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。
どれが主語で、どれが動詞なのかわかりますか?答えは以下のようになります。

私は→主語
テレビを→目的語
見た→動詞

そして→??

彼は→主語
野球を→目的語
した→動詞

つまり、この文は、「私はテレビを見た」という文と、「彼は野球をした」という2つの文がくっついてできている文なのです。
このように2文をくっつける働きを持っている「そして」のことを接続詞というのです。

接続詞は、文と文、語と語などをくっつける働きがあるのです。
以上のことを頭に入れて、この文を英語になおしてみましょう。

まずは、「私はテレビを見た」の部分を英語になおします。

英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「私は」+「見た」+「テレビを」
「I」+「watched」+「TV.」

よって、「私はテレビを見た」の部分は、「I watched TV.」になります。

次に「彼は野球をした」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「彼は」+「した」+「野球を」

「He」+「played」+「baseball.」

よって、「彼は野球をした」の部分は、「He played baseball.」になります。

「そして」は「and」です。

以上をまとめると、「I watched TV,and he played baseball.」となります。

※ポイント
通常は、1文に主語、動詞は必ず1つです。
もし、主語、動詞が2つ以上あれば、大抵、文の中に接続詞があります。

【although】
although=〜だけれども

【A and B】
AとB


■■解説■■
問題に戻ります。
Although the storm passed, the clouds were dark and gloomy.

この文は、以下のような形になっています。

Although〔A:the storm passed〕, 〔B:the clouds were dark and gloomy.〕

つまり、「although」が接続詞として使用されていて、2つの文をつなげているのです。
ところで、althoughは、「although=〜だけれども」と訳します。
よって、この文は、「Aだけれども、B」と訳すのです。

では、Aの部分はどのように英語になおせばいいのでしょうか。
A=the storm passed

これは主語+動詞の形になっています。よって、「嵐が通り通り過ぎた」と訳します。

Bの部分はどのように訳せばいいのでしょうか。
B=the clouds were dark and gloomy

Bの文にはbe動詞があります。つまり、「主語+be動詞+補語」の形になっています。でも、補語はどれでしょうか。

実は補語は、「dark and gloomy」と「Aand B」の形になっています。
よって、「雲はdarkでgloomyであった」と訳せます。

■■訳■■
嵐が通り通り過ぎたのだけれども、雲は暗く薄暗かった。


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●●問題51●●
The woman taking a picture is my sister.
★★ポイント★★
【分詞】

「ソファで眠っている赤ん坊」は、どのような赤ん坊なのでしょうか?
ベットで眠っている赤ん坊でもなくて、部屋で眠っている赤ん坊でもなくて、「ソファで眠っている赤ん坊」少年なのです。

つまり、「ソファで眠っている」は、どのような赤ん坊なのかを説明している語句です。
このように、どのような名詞なのかを説明する語句を「形容詞(句)」といいます。分詞は形容詞句の一種なのです。
形容詞句や分詞を見つけたら、必ず<>をつけてください。

<ソファで眠っている>赤ん坊

ところで、日本語では、どんなに長い形容詞句でもの名詞の前にもっていきます。

<例>
<サングラスをかけた>少年
<ソファで眠っている>赤ん坊

しかし、英語では、長い形容詞句は名詞の後にもってきて、「赤ん坊<ソファで眠っている>」という語順にするのでした。

では、「赤ん坊<ソファで眠っている>」をどのように英語になおせばいいのでしょうか?

赤ん坊は「a baby」です。
では「ソファで眠っている」の部分をどのように訳せばいいのでしょうか?

まずは、「ソファで眠っている」に「私は」を加えてください。
「私はソファで眠っている」なら英語になおせますよね。「I am sleeping on the sofa.」です。

ここから、勝手に付け加えた「私は」と「be動詞」を取り除いてください。
「(I)(am)sleeping on the sofa.」

よって、「ソファで眠っている」の部分は、「sleeping on the sofa.」であるとわかります。

よって、「赤ん坊<ソファで眠っている>」は、「a baby<sleeping on the sofa>」になります。


(((まとめ)))
動詞のing形を見たら、下の3つの訳のどれかになります!

1.「be動詞+動詞のing形」は現在進行形で「〜しているところ」
と訳します。
(例:I am playing baseball.)(私は野球をしているところです。)

2.「動詞のing形+名詞」または「名詞+動詞のing形」で
「〜している(名詞)」となり、どのような名詞なのかを説明するのです。
(例:The boy<playing the guitar>is John.)
(ギターを弾いている少年はジョンです。)

3.「動詞のing形」だけだと「〜すること」と訳します。
(例:I like playing tennis.)(=私はテニスをすることが好きです。)


■■解説■■
問題に戻ります。
The woman taking a picture is my sister.

1.英文を訳す基本は、まず動詞を探すのでした。
この文の動詞はどれでしょうか。

動詞の候補は、「taking」と「is」の2つあります。では、どちらが動詞でしょうか。

「動詞のing形」を動詞として使用したければ、「be動詞+動詞のing形」の形にしなければなりませんでした。
※)「be動詞+動詞のing形」で「〜しているところ」と訳すのでした。よって、動詞は「is」です。

2.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが補語でした。
The woman taking a picture(←動詞:is→)my sister.

主語は「The woman taking a picture」、補語は「my sister」です。
よって、「The woman taking a pictureは、my sisterです」と訳します。

ここで、主語の「The woman taking a picture」に注目します。この部分はどのように訳せばよいのでしょうか。

「動詞のing形」は「〜している」と訳すのでした。
つまり、「The woman<taking a picture>」になって、<>の部分が、どのような女性なのかを説明しています。

よって、「<写真を撮っている>女性」と訳せます。

あとは英単語を知っているかどうかです。

■■訳■■
写真を撮っている女性は私の姉(妹)です。


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●●問題52●●
In Poland,musicians are highly respected.
★★ポイント★★
【受動態】

受動態は、図を入れないと正直説明が難しいです。
以下を読むよりは、以下のアドレスで学習した方がわかりやすいです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/ (無料で英文法の学習)

例えば、「私は彼が好きです」という文に注目してください。
この文は、「私が」彼が好きだということを意味しています。

では、「彼は」私にどうなのでしょうか?

答えを言うと「彼は私によって好かれている」のです。
つまり、「私は彼が好きです」⇔「彼は私によって好かれている」のように書き換えることができます。

さて、(A)「私は彼が好きです」を(B)「彼は私によって好かれている」に書き換える手順をもう少し詳しくみてみましょう。

(A)「私は(=主語)、彼が(=目的語)、好きです(=動詞)」
⇔(B)「彼は(=主語)私によって(=目的語)好かれている(=動詞)」

日本語では、
(1)(A)の文では目的語であった「彼が」を(B)の文のように「主語」に持ってくると、
(2)(A)では「好きです」であった動詞が、(B)では「好かれている」というように「〜されている」というように変わって、
(3)(A)で主語であった「私は」が(B)の文のように「私によって」という風に「〜によって」という言葉がくっつきます。

では英語の場合ではどうなのでしょうか。
つまり、「I like him.(=私は彼を好きです)」を、「彼は私によって好かれている」に変える場合はどうすればいいのでしょうか。

(1)まずは、「彼は」を主語の位置に持ってくる。→主語の位置に持ってくると、彼「は」になるので、himではありません。
(2)日本語では、動詞を「〜されている」という形に変えたように、動詞の「like」の形を変えてやる必要があります。
どのように変えるのかというと、「be動詞+過去分詞」にするのです。
(3)日本語では、(A)では主語であった言葉に「〜によって」をつけたように、英語では「by(=〜によって)」をつけます。その時に注意して欲しいのが、「I(=私は)→by me」のように、主格を目的格に変える必要があります。

(1)〜(3)をまとめてみましょう。
「He→1の手順」「is liked(=be動詞+過去分詞)→2の手順」「by me.(→3の手順)」

ここで注意して欲しいのは(3)の手順において、大抵は「by」をつければいいのですが、例外があります。
例えば、「with」が使われる場合の「be covered with〜」=「〜に(よって)覆われている」です。


■■解説■■
問題に戻ります。
In Poland,musicians are highly respected.

1.まずは前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて訳せなければ無視するのでした。
(In Poland),musicians are(highly)respected.

2.次に動詞を探すのでした。
この文では、「be動詞+過去分詞」の形になっています。つまり、この文は、受動態の文です。よって、「〜される」と訳します。

(In Poland),musicians are(highly)respected.
=(ポーランドでは),musicians are(非常に)respected.

あとは、英単語を知っているかどうかの差です。

■■訳■■
ポーランドでは音楽家は非常に尊敬されています。


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●●問題53●●
He was carefully disguised but captured quickly by police.
★★ポイント★★
【受動態】

受動態は、図を入れないと正直説明が難しいです。
以下を読むよりは、以下のアドレスで学習した方がわかりやすいです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/ (無料で英文法の学習)

例えば、「私は彼が好きです」という文に注目してください。
この文は、「私が」彼が好きだということを意味しています。

では、「彼は」私にどうなのでしょうか?

答えを言うと「彼は私によって好かれている」のです。

つまり、「私は彼が好きです」⇔「彼は私によって好かれている」のように書き換えることができます。

さて、(A)「私は彼が好きです」を(B)「彼は私によって好かれている」に書き換える手順をもう少し詳しくみてみましょう。

(A)「私は(=主語)、彼が(=目的語)、好きです(=動詞)」
⇔(B)「彼は(=主語)私によって(=目的語)好かれている(=動詞)」

日本語では、
(1)(A)の文では目的語であった「彼が」を(B)の文のように「主語」に持ってくると、
(2)(A)では「好きです」であった動詞が、(B)では「好かれている」というように「〜されている」というように変わって、
(3)(A)で主語であった「私は」が(B)の文のように「私によって」という風に「〜によって」という言葉がくっつきます。

では英語の場合ではどうなのでしょうか。
つまり、「I like him.(=私は彼を好きです)」を、「彼は私によって好かれている」に変える場合はどうすればいいのでしょうか。

(1)まずは、「彼は」を主語の位置に持ってくる。→主語の位置に持ってくると、彼「は」になるので、himではありません。
(2)日本語では、動詞を「〜されている」という形に変えたように、動詞の「like」の形を変えてやる必要があります。
どのように変えるのかというと、「be動詞+過去分詞」にするのです。
(3)日本語では、(A)では主語であった言葉に「〜によって」をつけたように、英語では「by(=〜によって)」をつけます。その時に注意して欲しいのが、「I(=私は)→by me」のように、主格を目的格に変える必要があります。

(1)〜(3)をまとめてみましょう。
「He→1の手順」「is liked(=be動詞+過去分詞)→2の手順」
「by me.(→3の手順)」

ここで注意して欲しいのは(3)の手順において、大抵は「by」をつければいいのですが、例外があります。
例えば、「with」が使われる場合の「be covered with〜」=「〜に(よって)覆われている」です。

【接続詞】

例えば、「私はテレビを見て、そして彼は野球をした。」という文を英語になおしてみてください。
まずは、主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。

どれが主語で、どれが動詞なのかわかりますか?
答えは以下のようになります。
私は→主語
テレビを→目的語
見た→動詞

そして→??

彼は→主語
野球を→目的語
した→動詞

つまり、この文は、「私はテレビを見た」という文と、「彼は野球をした」という2つの文がくっついてできている文なのです。
このように2文をくっつける働きを持っている「そして」のことを接続詞というのです。
接続詞は、文と文、語と語などをくっつける働きがあるのです。

以上のことを頭に入れて、この文を英語になおしてみましょう。

まずは、「私はテレビを見た」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「私は」+「見た」+「テレビを」
「I」+「watched」+「TV.」

よって、「私はテレビを見た」の部分は、「I watched TV.」になります。

次に「彼は野球をした」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「彼は」+「した」+「野球を」
「He」+「played」+「baseball.」

よって、「彼は野球をした」の部分は「He played baseball.」になります。

「そして」は「and」です。

以上をまとめると、「I watched TV,and he played baseball.」となります。

※ポイント
通常は、1文に主語、動詞は必ず1つです。
もし、主語、動詞が2つ以上あれば、大抵、文の中に接続詞があります。


■■解説■■
問題に戻ります。
He was carefully disguised but captured quickly by police.

「〜する」と訳す動詞を受動態に変えれば「〜される」となりました。
では、「〜させる」と訳す動詞を受動態になおすと、どうなるのでしょうか?

これはしっかり覚えておいてください、「〜する」になるのです。

disguiseは「変装させる」という意味の動詞です。
これを受動態になおすと、「変装する」という意味になります。

「be動詞+disguise」=「変装する」

さて、問題文に戻ります。

この文には接続詞である「but」があります。
つまり、この文では2つの「語句」または「文」などがくっついているのです。

では、この文では何と何がくっついているのでしょうか。

問題文では、「He was carefully disguised.」という文と、「He was captured quickly by police.」という文がくっついて、
「He was carefully disguised but captured quickly by police.」となったのです。

では、「He was captured quickly by police.」の「He was」の部分はどこに行ったのでしょうか。

例えば日本語でも「彼は学校に行って、彼は勉強をした」とはせずに、
「彼は学校に行って、勉強をした」のように、2回目にでてくる「彼は」の部分を省略しますよね。

それと同じです。2回目の「He was」を省略するのです。

「He was carefully disguised but captured quickly by police.」
=「He was carefully disguised.」+but+「He was captured quickly by police.」

まずは、「He was carefully disguised.」から訳します。
「be動詞+disguise」=「変装する」と訳しました。つまり、この文は「彼は注意深く変装した」と訳せます。

「but」は「しかし」と訳します。

次に「He was captured quickly by police.」を訳します。
この文も「be動詞+過去分詞」の形になっています。つまり「〜される」と訳します。
よって、「彼はすぐに警察によって捕まった」と訳せます。

あとは、2つの文をくっつけるだけです。

■■訳■■
彼は注意深く変装したが、すぐに警察に捕まった。

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●●問題54●●
I heard John had an accident,and is in the hospital.

★★ポイント★★
【that】
I hear that+「主語+動詞〜」=私は「主語が動詞〜」だと聞く

【接続詞】
例えば、「私はテレビを見て、そして彼は野球をした。」という文を英語になおしてみてください。

まずは、主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。
どれが主語で、どれが動詞なのかわかりますか?

答えは以下のようになります。
私は→主語
テレビを→目的語
見た→動詞

そして→??

彼は→主語
野球を→目的語
した→動詞

つまり、この文は、「私はテレビを見た」という文と、「彼は野球をした」という2つの文がくっついてできている文なのです。

このように2文をくっつける働きを持っている「そして」のことを接続詞というのです。
接続詞は、文と文、語と語などをくっつける働きがあるのです。

以上のことを頭に入れて、この文を英語になおしてみましょう。

まずは、「私はテレビを見た」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「私は」+「見た」+「テレビを」
「I」+「watched」+「TV.」

よって、「私はテレビを見た」の部分は、「I watched TV.」になります。

次に「彼は野球をした」の部分を英語になおします。
英語になおすには、英語の語順になおして、それぞれを英語になおせばいいのでした。

「彼は」+「した」+「野球を」
「He」+「played」+「baseball.」

よって、「彼は野球をした」の部分は、「He played baseball.」になります。

「そして」は「and」です。
以上をまとめると、「I watched TV,and he played baseball.」となります。

※ポイント
通常は、1文に主語、動詞は必ず1つです。
もし、主語、動詞が2つ以上あれば、大抵、文の中に接続詞があります。


■■解説■■
問題に戻ります。
I heard John had an accident,and is in the hospital.

この文は、I heard〔John had an accident,and is in the hospital.〕という形になっています。
つまり、「私は〔 〕だと聞いた。」と訳せます。

では、〔 〕の中をどのように訳せばよいのでしょうか?
〔 〕の中の「John had an accident,and is in the hospital.」に注目します。

この文では、「and」は何と何を結び付けているのでしょうか。

それを考える前に、以下の文を見てください。
「私は学校に行って、そして私は勉強した。」

この文は少し不自然ですよね。普通は以下のように書くと思います。
「私は学校に行って、そして(私は)勉強した」

つまり、「私は」が2回続くので、日本語では2回目の「私は」は通常、省略します。

さて、本題に戻ります。
「and」は何と何を結び付けているのでしょうか。

結論から言えば、「John had an accident」と「(John)is in the hospital」の2文をくっつけたのです。

John had an accident,and(John)is in the hospital.

「John」が続くので、2回目の「John」を省略したのです。

「John had an accident」は「ジョンは事故を持った」とは訳さずに、「ジョンは事故にあった」と訳します。

「(John)is in the hospital」はどのように訳せばいいのでしょうか?
be動詞は、「〜にいる」という存在の意味を表す場合があるのです。
よって、「ジョンは病院にいる」と訳すのです。

あとは以上のことをあわせると訳せます。

■■訳■■
私はジョンが事故にあって、病院にいると聞いた。



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●●問題55●●
The man is holding sticks.

★★ポイント★★
【現在進行形】

例えば「私は野球をしているところです」を英語になおしてみましょう。
※)テキスト形式なので、解説が少々読みにくいかもしれません。

以下の3つの手順に従えば、簡単に英作できるのでした。
1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす

1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つけます。

「主語+目的語+動詞」
→「私は+野球を+しているところです。」

2.次に英語の語順になおします。
英語では、主語+動詞+目的語の語順でした。

「主語+動詞+目的語」
→「私は+しているところです+野球を」

3.それぞれを英語になおします。

私は→I
しているところです→??
野球を→baseball

「しているところです」はどのように英語になおせば良いのでしょうか?

「〜しているところです」を英語になおすと、「be動詞+動詞のing形」になるのです。

よって、以下のようになります。

私は→I
しているところでした→am+動詞のing形
野球を→baseball

よって、Iam playing baseball.となります。


■■解説■■
問題に戻ります。
The man is holding sticks.

1.まずは動詞を探すのでした。この文の動詞はどれでしょうか?
動詞は「be動詞+動詞のing形」の形になっています。
つまり、この文は現在進行形の文で、「〜しているところ」と訳せばいいのです。

2.次に動詞より右にあるのが主語、左にあるのが目的語か補語でした。

The man(←動詞:is holding→)sticks.

よって、主語は「The man」、目的語は「sticks」です。
よって、「The manは、sticksを握っている」と訳せばいいのです。

あとは英単語を知っているかどうかの差です。

■■訳■■
その人は棒を握っている。


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●●問題56●●
I think I can handle the problem.

★★ポイント★★
【that】
I think that〔主語+動詞〜〕=私は〔主語が〜〕だと思う
※)thatは省略されることがあります。

【連語】
handle the problem=問題を処理する


■■解説■■
問題に戻ります。
I think I can handle the problem.

この文は、I think〔I can handle the problem〕の形になっています。
つまり、「私は〔 〕だと思う」と訳せます。

では、〔 〕の中をどのように訳せばいいのでしょうか。
〔I can handle the problem〕に注目します。

1.まずは動詞を探します。この文の動詞はどれでしょうか?
助動詞であるcanがあります。

英語では助動詞+動詞の語順でしたので、「handle」が動詞だと推測できます。

2.動詞より左にあるのが主語で、右にあるのが目的語か補語です。

I(←動詞:can handle→)the problem

よって、主語は「I」、目的語は「the problem」です。
よって、「私は問題をhandleすることができる」と訳せます。

あとは、I think〔 〕の意味を加えると、「私は問題をhandleすることができる」と
訳せます。

■■訳■■
私はその問題を処理できると思う。



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●●問題57●●
Many workers are satisfied with their working conditions.

★★ポイント★★
【受動態】

受動態は、図を入れないと正直説明が難しいです。
以下を読むよりは、以下のアドレスで学習した方がわかりやすいです。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/ (無料で英文法の学習)

例えば、「私は彼が好きです」という文に注目してください。
この文は、「私が」彼が好きだということを意味しています。

では、「彼は」私にどうなのでしょうか?

答えを言うと「彼は私によって好かれている」のです。

つまり、「私は彼が好きです」⇔「彼は私によって好かれている」のように書き換えることができます。

さて、(A)「私は彼が好きです」を(B)「彼は私によって好かれている」に書き換える手順をもう少し詳しくみてみましょう。

(A)「私は(=主語)、彼が(=目的語)、好きです(=動詞)」
⇔(B)「彼は(=主語)私によって(=目的語)好かれている(=動詞)」

日本語では、
(1)(A)の文では目的語であった「彼が」を(B)の文のように「主語」に持ってくると、
(2)(A)では「好きです」であった動詞が、(B)では「好かれている」というように
「〜されている」というように変わって、
(3)(A)で主語であった「私は」が(B)の文のように「私によって」
という風に「〜によって」という言葉がくっつきます。


では英語の場合ではどうなのでしょうか。
つまり、「I like him.(=私は彼を好きです)」を、「彼は私によって好かれている」に変える場合はどうすればいいのでしょうか。

(1)まずは、「彼は」を主語の位置に持ってくる。→主語の位置に持ってくると、彼「は」になるので、himではありません。
(2)日本語では、動詞を「〜されている」という形に変えたように、動詞の「like」の形を変えてやる必要があります。
どのように変えるのかというと、「be動詞+過去分詞」にするのです。
(3)日本語では、(A)では主語であった言葉に「〜によって」をつけたように、英語では「by(=〜によって)」をつけます。その時に注意して欲しいのが、「I(=私は)→by me」のように、主格を目的格に変える必要があります。

(1)〜(3)をまとめてみましょう。
「He→1の手順」「is liked(=be動詞+過去分詞)→2の手順」
「by me.(→3の手順)」

ここで注意して欲しいのは(3)の手順において、大抵は「by」をつければいいのですが、
例外があります。例えば、「with」が使われる場合の「be covered with〜」=「〜に(よって)覆われている」です。


【受動態の例外】

受動態には例外があります。
通常は「〜によって」の部分は「by」になりますが、必ずしも「by」を使用しない場合があるのです。

例えば、「be satisfied with〜=〜に満足している」です。
これは「be動詞+過去分詞」の形になっているのですが「by」を使用しません。

「be satisfied with〜=〜に満足している」をしっかりと覚えておいてください。


■■解説■■
問題に戻ります。
Many workers are satisfied with their working conditions.

この文には「be satisfied with〜=〜に満足している」があります。

つまり、この文は〔A:Many workers〕are satisfied with〔B:their working conditions〕という形になっているのです。

つまり、「〔A:Many workers〕は〔B:their working conditions〕に満足している」と訳せます。

Aの部分は「多くの労働者」と訳せます。
Bの部分は「彼らの労働条件」と訳せます。

恐らく「working conditions」が「労働条件」とすぐに出てこなかったと思います。

しかし、「working=働いている」「conditions=状態」、
つまり、「working conditions=働いている状態」、ということは「労働条件!?」と推測できると思います。


■■訳■■
多くの労働者は自分たちの労働条件に満足している。


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●●問題58●●
The man is attaching the pipe to the truck.

★★ポイント★★
【現在進行形】

例えば「私は野球をしているところです」を英語になおしてみましょう。
※)テキスト形式なので、解説が少々読みにくいかもしれません。

以下の3つの手順に従えば、簡単に英作できるのでした。
1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす

1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つけます。

「主語+目的語+動詞」
→「私は+野球を+しているところです。」

2.次に英語の語順になおします。
英語では、主語+動詞+目的語の語順でした。

「主語+動詞+目的語」
→「私は+しているところです+野球を」

3.それぞれを英語になおします。

私は→I
しているところです→??
野球を→baseball

「しているところです」はどのように英語になおせば良いのでしょうか?
「〜しているところです」を英語になおすと、「be動詞+動詞のing形」になるのです。

よって、以下のようになります。
私は→I
しているところでした→am+動詞のing形
野球を→baseball

よって、Iam playing baseball.となります。


【熟語】
attach A to B=AをBに付ける


■■解説■■
問題に戻ります。
The man is attaching the pipe to the truck.

「attach A to B=AをBに付ける」を知っていればすぐに訳せますが、知らなければ全くわからないかもしれません。
今の問題では「be動詞+動詞のing形」の形になっているので、「AをBに付けるところです」と訳せばいいのです。

The man is attaching〔A:the pipe〕to〔B:the truck〕.

つまり、「その男性は〔A:the pipe〕を〔B:the truck〕につけているところです」と訳せばいいのです。

■■訳■■
その男性はパイプをトラックに付けている。



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●●問題59●●
The man is in jail.

★★ポイント★★
【be動詞の応用】

今まで、be動詞は補語と一緒に使用されてきました。
つまり「主語 be 補語」という形で「主語は補語です」と訳すのでした。

(例)
「He is a teacher.」
=「〔He:主語〕is〔a teacher:補語〕.」
=「〔He:主語〕は〔a teacher:補語〕です。」
=「彼は先生です。」

しかし「主語 be」という形で、be動詞は補語と一緒に使用されない場合もあるのです。
このような時、be動詞は「〜にいる」と「存在」を表す意味になるのです。

例えば「He is in Osaka.」という文を日本語訳にしてみましょう。

「in Osaka」は「前置詞+名詞」なので、前置詞句です。
前置詞句は文になくても粗筋をつかめるので、訳せなければ省略してしまっても良かったのでした。
この場合は、訳せますが、省略してみます。

よって、「He is(省略).」となります。

主語は「He」です。
つまり、この文は「主語+be動詞」の形になっています。
よって、「〜にいる」と訳すのでした。

「彼はいます」となります。
あとは省略した「in Osaka」を加えると「彼は大阪にいます」という意味になります。


■■解説■■
問題に戻ります。
The man is in jail.

まずは前置詞句に( )をつけます。
The man is(in jail).

つまり、この文は「主語+be動詞」の形になっています。
このような時、be動詞は「〜にいる」と訳すのでした。

「jail」は「刑務所」という意味です。
よって、「その男性は刑務所にいる」と訳せます。

■■訳■■
その男は刑務所に入っている。



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●●問題60●●
Bad weather prevented aircraft from taking off.

★★ポイント★★
【無生物主語】

例えば、「彼の死はみんなを悲しませた。」という文をみてください。

この文は、何か変な文ですよね。なぜ、この文は変な文なのでしょうか?

日本語では「物、事柄」を主語に持ってくることはあまりありません。
しかし、この文では「彼の死」という「物、事柄」が主語に来ているのです。
だからこの文を読むと変に感じるのです。

では、英語の場合はどうなのでしょうか?
英語の場合も、日本語と同じように、「物、事柄」を主語に持ってくることがあまりないのでしょうか?

実は、英語では「物、事柄」も主語にすることがあるのです。

つまり、「物、事柄」が主語にきている英文をそのまま訳すと、変になってしまうので、「物、事柄」が主語にきた英文には、
訳すコツが必要となるのです。

そのコツとは、
1.主語に「よって」をつける、
2.目的語があれば「〜は」に変える、
3.動詞を「する→される」「される→する」に変えるの3点です。

具体的にみてみましょう。

1.主語に「よって」をつける
彼の死<によって>みんなを悲しませた。

2.目的語があれば「〜は」に変える
彼の死<によって>みんな<は>悲しませた。

3.動詞を「する→される」「される→する」に変える
彼の死<によって>みんな<は><悲しんだ>。

よって、「彼の死によって、みんなは悲しんだ。」になります。

【prevent A from 動詞のing形】
prevent A from 動詞のing形=Aが〜するのを妨げる


■■解説■■
問題に戻ります。
Bad weather prevented aircraft from taking off.

この文では「prevent A from 動詞のing形=Aが〜するのを妨げる」を覚えておけば、簡単に文の構造がわかります。

Bad weather prevented〔A:aircraft〕from〔動詞のing形:taking off〕.

つまり、「Bad weatherは、〔A:aircraft〕が〔動詞のing形:taking off〕するのを妨げた」と訳せるのです。

「Bad weather=悪天候」「aircraft=飛行機」「take off=離陸する」です。

よって、この文は「悪天候は飛行機が離陸するのを妨げた」と訳せるのです。

でも、この訳は少し不自然ですよね。
なぜ不自然なのかというと「悪天候は」と「物、事柄」が主語にきているからです。

つまり、「物、事柄」が主語にきている英文をそのまま訳すと、
変になってしまうので、「物、事柄」が主語にきた英文には、訳すコツが必要となるのです。

そのコツとは、
1.主語に「よって」をつける、
2.目的語があれば「〜は」に変える、
3.動詞を「する→される」「される→する」に変えるの3点でした。

具体的にみてみましょう。

1.主語に「よって」をつける
悪天候<によって>飛行機が離陸するのを妨げた

2.目的語があれば「〜は」に変える
悪天候によって飛行機が離陸するの<が>妨げた

3.動詞を「する→される」「される→する」に変える
悪天候によって飛行機が離陸するのが妨げられた

■■訳■■
悪天候によって飛行機が離陸するのが妨げられた。
=悪天候のため飛行機は離陸できなかった。



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