小学生英語の攻略

2011年から、小学校で英語が必須になりました。
小学生の子供を持つ親の中には、不安に思っている人もいるかもしれません。
そこで、ここでは、英語の参考書を多数執筆している著者が、小学生英語をどのように攻略すればいいのかをお教えします。

英会話表現の丸暗記は避けよう!

英語学習といえば、英会話表現を丸暗記させて、以下のように、授業で会話させていくものという風潮があります。

・Aさん:How are you?
・B君:I'm fine.

授業で英会話の練習をさせるのは大賛成です。
しかし、上記のような授業をするのには反対です。
なぜなら、このような授業は小学生のためにならないですし、下手をすると、小学生に英語に対する苦手意識を植え付けるためです。
どういうことでしょうか。
たとえば、みなさんが、古代文字を勉強する授業をうけたとしましょう。

授業にて「『こんにちは』は、『れださふぇされでさふぇ』と言います。『今日はいい天気だね』は『だあぜれ』と言います」と、フレーズを丸暗記させられた後、ひたすら会話の練習させられれば、どう思いますか?

・Aさん:れださふぇされでさふぇ
・B君:だあぜれ

楽しくないですよね。
苦痛です。

私たち大人にとってみれば、「How are you?」「I'm fine.」くらい覚えられるだろうと思いがちですが、小学生の子供にとって、英語は「れださふぇされでさふぇ」「だあぜれ」くらい、意味不明のものなのです。

ひたすら、英会話表現を丸暗記させていく教育はよくないとわかっていただけたでしょうか。

では、小学生に、どのように英語を教えていけばいいのでしょうか。

小学生にも「理屈」が必要

たとえば「09101974を覚えてください」と言っても、なかなか、覚えられないと思います。
しかし、「09月10日1974年=私の誕生日)。09101974を覚えてください」といえば、どうでしょうか。
覚えやすくなったのではないでしょうか。
このように、人は誰しも「理屈」があれば、覚えやすくなります。
小学生英語も同じです。
理屈抜きに、英会話表現を丸暗記させていくと、なかなか覚えられず、苦痛を感じますが、「理屈」がわかれば、すんなり暗記できます。
その理屈が「英文法」なのです。
小学生とはいえ、英文法を学習させて損はありません。

しかし、ここで、「やっかいな問題」がでてきます。
小学生がゆえに「英文法の学習に必要な国語のチカラがない」ということです。

英語学習に必要な国語の勉強もできる参考書

というわけで、話をまとめると、小学校英語で必要なのは、英語学習に必要な国語の学習もできる参考書です。
今まで、そのような参考書はありませんでしたが、近年、いい参考書がでました。
それが「マンガで学ぶ小学生英語ドリル(マガジンハウス)」です。
この本は、マンガのストーリーを読んで、魔法を唱える遊びをしているうちに、英文法の学習ができるという優れモノです。
しかも、英語学習に必要な最低限の国語の勉強も出来ます。

というわけで、小学生には、「マンガで学ぶ小学生英語ドリル(マガジンハウス)」がお勧めです。

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